2020年2月24日月曜日

大正13年10月1日大阪日日新聞


これは大正時代の新聞記事です。
近鉄本社・上六駅建設のため、移転となった難波寺の記事です。

取壊された大阪第一の
古刹難波寺
聖武帝の勅額があり
梅の由兵衛の墓もある

市電高津線が延長されるにつき大軌停留所移転のため取り払われることになった、大地蔵のある源正寺のことは、過日の紙上に記しておいたが、源正寺以上に取り払われるのを、惜しがられている古刹が猶外に一軒ある。
これは、源正寺の北横手を東に突き当たったところの、月江山難波寺という小さな寺だが、古いことにかけては大阪第一。

石山の本願寺も未だ当地に無かった頃よりの程だからかかる古刹を何故保存記念物にしないかと四十五年前市会で問題になったくらい。昔は俗に野中の観音さまといって
野の中にポツンと堂が建ち、なかなか趣のあった処だが、今日では平素あまり訪うものもない。全体同地は仁徳天皇の宮跡で、いま元高津の宮なる神社が建てられてあるところも、以前は同時の境内だったのだ。
当寺には聖武天皇の(月江山)と御染筆ありし勅額が保存され
一時頽廃に帰したのを市会副議長の植村次郎さん即ち南区の植村次郎兵衛さんが、明治四十二年資を投じて再建し、当時の南区長紫安新九郎が文を書いた記念碑もたてられてある。
外に大阪書家の筆法を一新せしめた、上野梅鳩の島田江公路の碑などもあり、九月の◯西園◯を賑わした、梅の由兵衛ーその実梅渋由兵衛ーの墓 あるから、考古家は鶴嘴の音せぬうち、訪うて一見するが好い。

以上の内容です。
原本の新聞は手元にありますが、読みにくいところもあります。
大正13年10月1日水曜日 大阪日日新聞の記事でした。
これ読んだら、四天王寺さん、怒りはるやろな!?

2020年2月22日土曜日

難波寺が出てる 大阪の古地図


再度、UPします。
中央に難波寺が出ています。
四天王寺の左上です。
仁徳天皇皇居が側にあります。

pdfのファイルをUP仕様としましたが拒否されました。
著作権の関係なのかな?

拡大して見れる方は試して下さい。

2020年2月6日木曜日

苦しみ


フロイトは無意識を説く。
ユングは集合的無意識。
アドラーは人間関係が苦しみの原因だとした。

釈迦は四苦八苦と説いた。
四苦は生老病死。
八苦は愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦。生きとし生けるものは、この四苦八苦から逃れることはできない。

西洋の学説は分析理解に重きをおいてるように見える。
フロイトもユングも精神を病んでいた。
苦しみから逃れるために、自分の心を分析理解しようとした。
ユングは統合失調症。かなり重症だったと伝えらている。
アドラーの理論で心が分かったような気にはなる。
でも、苦しみから逃れられたか?

この世は苦界。死ぬことを前提とした人生。
そうか、皆同じなんだ。人生は苦しいんだ。
そう思えば、野に咲く花を見ても、空の青さを見ても、鳥のさえずりを聴いても、小さな幸せを見つけられるんじゃないかな。
無いものを探すから迷う。
今有るものに気づけば楽になれるのにな。

心と名付けたものは、言葉より先にあったんじゃないでしょうか?
心は、コロコロ。
一っ所にはじっとしてませんよ。
分析も、理解もできない。
無意識を説く。

ユングは集合的無意識。

アドラーは人間関係が苦しみの原因だとした。



釈迦は四苦八苦と説いた。

四苦は生老病死。

八苦は愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦。生きとし生けるものは、この四苦八苦から逃れることはできない。



西洋の学説は分析理解に重きをおいてるように見える。

フロイトもユングも精神を病んでいた。

苦しみから逃れるために、自分の心を分析理解しようとした。

ユングは統合失調症。かなり重症だったと伝えらている。

アドラーの理論で心が分かったような気にはなる。

でも、苦しみから逃れられたか?



この世は苦界。死ぬことを前提とした人生。

そうか、皆同じなんだ。人生は苦しいんだ。

そう思えば、野に咲く花を見ても、空の青さを見ても、鳥のさえずりを聴いても、小さな幸せを見つけられるんじゃないかな。

無いものを探すから迷う。

今有るものに気づけば楽になれるのにな。



心と名付けたものは、言葉より先にあったんじゃないでしょうか?

心は、コロコロ。

一っ所にはじっとしてませんよ。

分析も、理解もできない。
言詮不及。
いくら言葉を尽くしても説明などできません。
何故とか、どうしてとか、どうすればとか。
しんどいだけでしょう。
ぼーっとしましょうよ。

大阪府仏教会大会

11月12日心斎橋日航ホテルの会場で大阪府仏教会の大会がありました。 毎年、お亡くなりになった会員の追悼法要を各宗派が行います。 今年は、臨済宗妙心寺派。 大阪の支所長さんが決めた和尚たち5人でお勤めしました。 大過なく終了。 紫衣から普段の衣に着替え、中島さち子さんの講演を拝聴...