2011年3月11日金曜日
チャンピョンのこと
表題だけではなんのことか分かるのは、同世代の国立音大関係の人だけですね。
「チャンピョン」と呼ばれた、秀でたトランペット奏者がいました。
過去形なのは、数年前、糖尿病の合併症で逝去されたからです。
私が、生野高校に入学した時、「チャンピョン」は3年生でした。
なんのきっかけかは忘れましたが、何度か私の寺に遊びに来て下さいました。
その頃から、ラッパが上手でした。飛び抜けて。JAZZのフレーズを吹いたりして、驚かされたものでした。
私のエレキギターも、弾いたりされました。
喧嘩が強く、怒らせると大変な先輩でした。
その後、「チャンピョン」は国立音大に入学。
私も、一浪して、同大学に進学。
同じトランペットでしたので、とても可愛がっていただきました。
先輩たちからも、「お前、Sの後輩か?」と何度も言われたものでした。
一緒に、徹マンして、立川の「十番」という中華料理屋に連れて行っていただいたり、下宿におじゃました時は、なんと自分で作ったカレーライスをご馳走して下さいました。
大学時代、何度も叱られ、殴られるなと思った時がありましたが、結局、無事でした。
学食のテーブルに「アーバン」を置いたままにしてて、注意され、シカトしてたら、「アーバン」捨てられました。
大学に、遊びに来た子供に、トランペットを触らせたら、大目玉を食いました。
私が、5号館で、卒演のハイドンさらってるところに「チャンピョン」がやってきて、
「おー、結構吹けるんじゃない」と言ってもらったときは、ほんとに嬉しかった。
タンキングの注意をいただき感激しました。
その頃、すでに、東京フィルハーモニー交響楽団に入団されてたと思います。
私は、筋金入りの ヘタクソでした。今も、変わりません。
だから、嬉しかったな。
亡くなる、数年前、お嬢さんを連れて、寺に遊びに来ていただきました。メルセデスのSに乗って。
その時、「チャンピョン・ブラス」という主催されてた金管アンサンブルのCDを頂きました。
「これやるから、聞いてみろ!」
先日、CDの整理をしてたら、そのCDを発見!
聞いてみると、「チャンピョン」の吹く姿が目に浮かびました。
「チャンピョン」と親しかった卒業生に連絡して、CDを聞いてもらえる方をピックアップしてもらい、10数枚コピーして郵送しました。
速攻で、電話やメールで、連絡が入りました。
皆、懐かしがってもらえました。
私の知らない「チャンピョン」の話も聞くことができました。
いくら年をとっても「チャンピョン」には、到底、かないません。
そんな、方でした。
2011年3月8日火曜日
昨日のテレホン相談
昨日の大阪仏教テレホン相談室は、7件の相談がありました。
相談員は、私含めて3人でした。
人生相談が多いですね。7件のうち5件が人生相談でした。
私が受けた人生相談は、男性の方2人でした。お二人とも若い方でした。
最初の方は、ずいぶん長くお話ししましたが、少し元気な声になっていただけたの良かったです。
次の方は、納得して電話を切っていただけたかは、分かりませんでした。
「答えは問処にあり」と前回の研修会で教わりました。
相談する方は、相談する前に答えを持っている。それを引き出しなさい。
難しいですね。
「留守電のメッセージが、年末年始用のままですよ」と教えていただきましたので、メッセージを吹込みました。
私の声を聴きたい方は(そんな物好きはいないカナ)、06-6245-5110に午後2時から5時以外の時間に電話すると私のメッセージが聞けます。
相談時間が終わり、部屋の掃除をして帰りました。
冷たい雨が降っていました。
2011年3月4日金曜日
東福寺管長 遷化
管長様は、東福僧堂に入寺なさった時からのお付き合いでした。
自分に厳しい方で、「横になって寝ない」とおっしゃっていました。
坐睡といい、坐って睡眠をとってらっしゃいました。
京都新聞の記事を、引用します。
福島慶道氏死去 東福寺派管長、世界へ禅の心
国内のみならず米国の大学も回り、禅の心を説き続けた臨済宗東福寺派管長で、大本山東福寺(京都市東山区)住職の福島慶道(ふくしま・けいどう)氏が、1日午前10時10分、岡山県倉敷市内の病院で死去した。78歳。神戸市出身。葬儀告別式は京都市東山区本町15丁目の東福寺で行う。日時は未定。
晩年はパーキンソン病にかかり、右半身が不自由ながら、夏の暁天講座などでは自ら法話に当たった。体調が悪化し2009年夏に東福寺で行われた暁天講座を最後に入院、療養生活を送っていた。
1933年、神戸市に生まれた。集団学童疎開で岡山県総社市に移り、戦後の47年、祖母の死を契機に出家を決意し、同市の東福寺派・宝福寺に入門した。56年、大谷大文学部仏教学科卒、61年には同大学大学院博士課程を修了。南禅寺専門道場(僧堂)に入門し、当時、臨済宗南禅寺派管長で師家だった故柴山全慶氏につく。80年に東福寺専門道場の師家(指導者)に就き、86年には、国賓として来日したチャールズ英国皇太子を東福寺に迎えた。91年から管長も務めていた。
「禅の命脈は僧堂にあり」を持論として、管長と師家を兼務し、多くの弟子を育てた。69年に柴山全慶氏とともに米国に渡って座禅会を開き、89年からは毎年米国の大学に出講して禅を説いた。91年には重要文化財「大禅堂」の復興に尽力した。著書「無心のさとり」「いまここを無心に生きる」などを残した。
2011年3月3日木曜日
今月初めから今日まで
3月1日午後6時から、四天王寺で大阪市仏教会の理事会がありました。
4月初めから、集中的に行われる行事の資料の配布です。市仏本部・青年部・社会福祉委員会・大青協等から説明がありました。
市仏は従来行って来た行事を継続し、会を維持するだけのものだと思えてなりません。
継続維持も大事ですが・・・。
と書いていて、明日、行う大阪仏教テレホン相談室の研修会の用意で四苦八苦してる自分を惟んみれば、同じことですね。
「継続は力」ですか?!
3月20日に行う、春期彼岸法要の案内の返事が毎日あり、返事の郵送をコツコツとやってます。
彼岸法要でお世話になる業者さん達に連絡を電話でしてると、横から、90歳の母が「・・・でしょッ!」とツッコミを入れ、参ってます。副住職の前でやられると立場ないです・・・。まあ、何処も同じでしょうけどネ。
今日、4月8日の花祭りコンサートの案内状を251通、作りプリントしました。
発送はひと月前にします。
今年で21回目になります。よく続いてます。
ビッグニュースがあります。
今日、花祭りコンサートに出演していただく金管アンサンブルのリーダーに電話したら繋がらず、後でかけてくれるのかなと待ってましたら、
「今、イタリアに新婚旅行に来ています。Nさんと結婚しました・・・」とメールが来ました!
オイオイ。Nさんは、いつも来てくれてる金管アンサンブルのメンバーの女性じゃない!
驚きました。嬉しかったです。おめでたいことです。
「お幸せに!!!」K君・Nさん。
♬ウメーハー サイタカー・サクラハーマダカイナ♬
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