妙心寺山内の涅槃堂。納骨堂です。
全国の檀信徒の方が納骨されています。
私は昔、この建物の改築委員会のメンバーをやってました。
立派ですね。
眼耳鼻舌身意とは、人の認知するものを指します。
目は見る、耳は聞く、鼻は嗅ぐ、舌は味わう、肌は感じる、意は認める。
大体はそうですね。あまり上手く言えないけど。
ここで問題なのは、全部を取り入れてるわけではなく、自分の好きなものを、自分に都合の良いものを取り入れてることです。
目で見たものを全て認識していては頭がおかしくなります。
見たいもの聞きたいものにおいたいものを選別して取り入れています。
見ているのに見えないものや、聞こえているのに聞いていないものが多くあります。
倍音。一つの音と感じて入るがその音の上や下に多くの音が同時に鳴っている。
昔のPCの音が薄っぺらく感じたのはそのせいですね。
車を運転してる時の目の動きもそうです。
視線を一箇所に集中していては危険です。
視界に入るものを同時に分散的に見てないと危険です。
嗅覚も好きな匂いや嫌いな臭いは敏感に感じます。
でも、自分自身の体臭などは鈍感になります。
ふと自身の体臭が気になることがありますよね。
6つの働きの最後の意で、選択受容してますね。
不思議ですね。
人は感じるものを全て取り込んではいないんですね。
その時その時感じ忘れる。
その繰り返しの中で記憶に残るものがある。
記憶って凄いですよね。
まあ、記憶も選別してますが・・・。
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