昨夜、空を見上げると綺麗な月だった。
月を見ると、月が主人公になる。空を見ると、空全体が見える。
景色を見るとき、対象物を限定する。180°近く見えてるのに見たいものだけ見てる。
音もそう。聞こえてる全ての音を認識はできない。自分の聞きたい音を限定して聞いている。
匂いも同じ。鼻で感じていると思い込んでる匂いのみ感じている。
舌も同様。触感も同じ。意識でさえ意識する前に限定してるもののみ意識している。
般若心経の、眼耳鼻舌身意。
私達は、指を動かす時、動かそうとする、0.数秒前にすでに指は動き始めている。
体が先で、意識は後。不思議だな。
心も体も不思議なことばかり。
私の心とか限定してるが、本来は時空を超えた存在(というと?)。
体も、周りの全ての存在がなければ成り立たない。空気・温度・湿度などなど。何一つなくても、とてつもなく大きな変化をもたらす。呼吸をし肺に空気を吸入。血液の循環。一瞬のタイム・ラグも許されない。全てが、ギリギリのタイミングで成り立っている。
自分のものなどなく、全てが関連性の中で生じている。
心も体も。身内・家族さえ自分のではなく、関係性のみで成立している。
本来無一物。とは言うものの、無一物中無尽蔵ともいう。
チベットに旅行した方が、大平原と満点の星空を見て、ゴルフなんかつまらんと活発したとか。ハハハ!

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