2026年2月9日月曜日

体露金風


 美術館での開会式。妙心寺派管長様 山川宗玄老師がご挨拶されました。

この30分ほど前、住職と喫茶室に行くと、管長様が一人で座ってらした。

勿論、お付の方(持衣)はいらしたが離れて座ってらした。

チャンス!

ささっと近づき椅子の前に膝立ちし、自己紹介。

管長様の僧堂仲間でお親しい成恩寺さんの名前をお借りした。

結構、長くお話でき、ロスチャイルドが正眼僧堂にいらした時のことをお聞きした。

正眼僧堂の梶浦逸外老師は、妙心寺派の管長を勤めた有名な方で、海外にもその名を知られていました。

ヨーロッパのロスチャイルドの当主は、臨済禅を学んでいた方で、どうしても分からないことがあり、老師のところに訪ねてこられた。岐阜県伊深。

お会いして、「体露金風」がどうしても分からないと質問された。勿論、通訳はいらした。

老師は「そんなもん、坐らなければ分からんよ」と突き放され、当時、雲水だった山川宗玄師が禅堂にお連れし、一緒に坐った。暫時して戻られ、老師に「分かりません」と。

老師は、ロスチャイルド氏を見て、ニコッと笑われじっと目を見てらした。

氏は、はっと気づいた!

そして、二人はニコニコと笑顔を交わした。

その後、雲水達十数人と記念写真を撮った。全員、笑顔の写真。ネットに上がってます。

山川宗玄師は写っていない。

シャッターを押して撮影してたから。

良いお話を伺えた。

管長様は、現在、正眼僧堂と由良の興国寺と越前大仏とご兄弟が住職をしてた東村山の寺と四カ寺を兼務されている。管長職は激務。それに僧堂の師家として大摂心には正眼に詰められる。信じられない激務をこなしておられる。そうぞご自愛専一にお過ごしいただきたい。

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