2018年9月28日金曜日
悩みを受容する限界
大阪仏教テレホン相談室の相談員をリタイヤさせて頂きました。
一年ほど前から、相談者の話を受容することが難しくなりました。
このままでは、「何を甘いこと言うてるんじゃ!」と怒鳴ってしまいそうなので、相談員の実働は止めました。
長い相談では、1時間40分間お聞きしました。
中には、2時間近く、相談を受けた方もいるそうです。
30数年やってきて、限界が来たようです。
相談室は、もう古い。常連さんばかり掛けてくるだけじゃないか。
そう、非難されたこともありました。
しかし、30数年続いているということは、何かしらやりがいがあるということでしょうね。例え常連の方ばかりでも、話を聞いてくれる人がいるという安心感。逃げ道があるよというメッセージ。役に立たないように見えて、きっとどこかに影響してると信じて相談室に通ってました。
バタフライエフェクト。
思ったことを直ぐ口に出す私は、相談室の役員会で煙たがられていました。
「テレホンには三木がいる」
でも、平気で間違っている古い考えを持ち出されたら、それはおかしいと発言しました。
会議の後の懇親会で、歳上の役員から、はっきりと嫌味を言われたことは何度もありました。結構、差別的なことも言われましたっけ・・・。
今は、役員も引退しました。
籍は置いてます。
今年度は、臨済宗が会計になるので、堺の祥雲寺さんにお願いし、バックアップさせて頂いてます。
幸い、臨済宗は30数年ぶりに、新相談員が参加してくれホットしています。
預金口座も名義が変わり、三木の名前も消えました。
人知れず徳を積む。
陰徳。
定年退職後の毎日
私の周りが、完全定年退職者ばかりになってきました。
再雇用も終わり、毎日が祝日になっています。
天下りの仕事が終わった人もいます。
あるひとは、うちにいると、行き詰まるような毎日だ! と言ってます。
朝からビールを飲もうと冷蔵庫を開け、奥さんから叱られてる人。
大学の市民講座を受けたり、ボランティア活動に励んだり、やりたいことが見つかってる人はまだ良いけど、何をしたらいいのか分かりませ~ん という人は困ってますね。
自分は何がしたいのか分からない。
これは、ずっと 〇〇をしなくてはならない。と思い続けてたのではないでしょうか?
〇〇をしたいとは思わず、他人が望むから、そうしてる。
幸せになりたいなら、他者を幸せにする。
でも、自分がしたいことを探すというのは、以前はやっていた自分探しと同じようなもので、理屈で探しても見つからないでしょうね。
理屈ではない自分の心を見つめることですね。
抱え込んでる理屈を捨て、ホントの自分に戻りましょう。
泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑う。
もっとストレートに生きたいものです。
他者からこう見られたいからは、そろそろ止めましょう。
2018年9月22日土曜日
秋の彼岸
Brian Culbertson
2018年9月3日月曜日
ご注意くださいね
今月の坐禅会は、16日ではなく、23日の日曜日に行います。
常連の方も、はじめての方もご注意くださいね。
副住職のフィットが脱皮しキューブになりました。
次女が乗ってたキューブが不要になり、譲ってもらいました。
フィットは、お向かいの花屋さんの息子さんに譲りました。
フィットは副住職が来てすぐに購入して、もう8年以上乗ってました。
気に入ってるようで、何よりです。
私の大好きな枝雀さんの得意ネタ。鷺とり。
落ちが。
四天王寺 五重塔のてっぺんに取り残された主人公。
「人を救うは僧侶の努め」と4人の坊さんが布団の端を持ち
「ここへ飛べ!」
上手く布団の上に落ちたものの。
ゴツゴツゴツ!
4人が頭をぶつけ。
4人死んで、一人助かった。
このオチ以外に、トランポリンのように元の位置に戻った。
坊さんの頭から火が出て五重塔が燃えた。
ナドナド、あります。
私は何度もCDで聞いてる、一人助かったが大好きです。
あー、枝雀さん生きてはったらな~
登録:
投稿 (Atom)
大阪府仏教会大会
11月12日心斎橋日航ホテルの会場で大阪府仏教会の大会がありました。 毎年、お亡くなりになった会員の追悼法要を各宗派が行います。 今年は、臨済宗妙心寺派。 大阪の支所長さんが決めた和尚たち5人でお勤めしました。 大過なく終了。 紫衣から普段の衣に着替え、中島さち子さんの講演を拝聴...
-
若い時、何百回も唱えた「発菩提心空拳章」(ほつぼだいしんくうけんしょう)という和文のお経があります。「 殺生偸盗邪淫慾 悪口両舌綺語妄語」などは印象的でよく憶えています。 「己を捨てゝ人を立て 人の善からぬ罪過を 仮令我身に受るとも 人をば罪に落とすまじ」 ...
-
にんべんに思うで、「しのぶ」と読みます。偲ぶ。 人を思うこと。懐かしむこと。 お通夜の時に、よく、お話します。 にんべんに夢で、「はかない」。儚い。 人の夢は、儚いもの。 期待するから、がっかりする。 期待しないと、楽に生きれます。 に...
-
6月20日付で、住職を退任致しました。 副住職が、後任の住職となりました。 思い返せば、平成4年住職を拝命し30年ばかり住職をしていました。 6月は、申請書類の作成に時間がかかり忙しい毎日でした。 ようやく、本山から任命、退任の辞令が降り宗門関係は終わりました。 後は、府庁に宗...