「三木、お前、音大受けてみないか」
高校2年生の時、音楽の先生から声かけられました。
嘘みたいだが、何を専攻するかも決めてなかった。
声楽かトランペットか、という話になりラッパに決定。
それから、トランペット、ソルフェージュ、ピアノ・・・。
豊中、藤井寺、西区など、レッスンに通う。
第一志望は大阪教育大学特設音楽科。
受験すれど、3科目の学科で皆目駄目。
実技も酷いできで、落ちました。
ラッパの先生の助言で国立音楽大を受験。
学科が2教科で国語・英語。
国語が馬鹿みたいに簡単に回答できました。
実技も、管楽器の受験生で協力して新曲OK。
ラッパ、ピアノ、新曲、聴音、と無難に済みました。
合格発表の日、武蔵小金井に住んでた母の女学校の同窓生が、結果見に行って頂きました。
合格でした!
電話を聞いて、母と姉が一緒に喜んでくれました。
父は「なにがうれしいんや」とご機嫌斜め。
音大落ちたら、京都の花園大学に行かせる予定だったようです。
入学手続きで上京。
最初に、受験前にレッスンしていただいた北野先生にご挨拶に。
「三木くん、凄いじゃない」
国語が満点に近かったようで、受験生で一番だったようでした。
その年辺りから、教授会で学科を重視するようになっていたとか聞きました。
なにわともあれ、大阪を離れ、初めての一人暮らし。
貧乏暮らしで、一年で14KG 痩せました。
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