十仏事(じゅうぶつじ)
この世からあの世に行く過程で、10の裁きを受けると言われています。
初七日、二七日・・・・四十九日(満中陰)で7つ。
百か日、一周忌、三回忌で3つ。
全部で十仏事。
故人のためにきっちりと務めることを推奨されています。
初七日から満中陰までを中陰と言います。
この世とあの世の間の中途半端な時期。
満中陰は中陰が満ちる、終えるという意味ですね。
十仏事の裁きを担当する「王」がそれぞれに決まっています。
生きていた時の生き様を裁かれます。
有名なのが三十五日(五七日)を担当する閻魔大王。
聞いたこと有るでしょう?
曰く「嘘つくと閻魔様に舌を抜かれる」。
法事は追善供養と呼ばれ、故人に成り代わり善行を施すことが大切です。
人が亡くなると言葉にできない苦しみ悲しみがいつまでも消えません。
何か、お話が欲しいのでこのような言い伝えができたんでしょう。
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