6月に入り、そろそろ蓮の蕾が膨らんできました。
先日、年長の方に軽口を叩かれました。
「三木さん、修行が足りませんね」
何を!と思いましたが、反応しませんでした。
その通りだと思ったから。
子供の時から、父に、お経や掃除など細かく指導されてました。ごく自然に。
小学校の先生から「三木さんのとこは、お年寄りがいらっしゃいますか」?
小学校の授業中、内臓疾患のある同級生が、床に嘔吐してしまいました。
何も思わず、バケツと雑巾持って掃除をした。私。
中学に入り、男子生徒は全員丸坊主頭に。棚経(お盆のお参り)に行き始めました。
高校・大学と、棚経に行きました。そうそう、正月も参詣の方にご回向してました。
23歳の時、本山の花園禅塾に入り、僧堂生活の予備校みたいな生活。
卒業後、東福寺専門道場に。
道場から帰ってきた当初は、無敵でした。掃除・選定などテキパキこなしました。
その筋の人が、玄関で凄んできた時、凄み返した事がありました。
怖いもの無しでした。
子どもができ、本山の委員になり、角が取れてきました。
多くの役職をして、色んなことを修行させてもらいました。
人は死ぬまで修行中。
行きてる間は、雑念は消えませんよね。
冒頭の話。暫くして、私と同じことをする年長の方に、お返しをしました。
修行が足りませんね。ってネ!
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