今朝の坐禅会は、おかげ様で、9名の方が参加下さいました。
好時節で、気持よく坐れたでしょう。
警策も、良い音してました。
坐禅後、茶礼の時、副住職が僧堂のこと話したのを聞き、思い出しました。
修行中、冬の雪の中を何時間も裸足で草鞋はいて托鉢すると、足が霜焼けとあかぎれで、酷いことになります。
僧堂に帰ると、典座(てんぞ・台所当番)のものが、バケツに水を張り、雑巾を用意してくれます。
ドロドロの足を、バケツの水に入れ泥を落とし、雑巾で拭きます。
寒さで赤く腫れた足を、水につけるのは、とても辛いです。
ある日、典座が、バケツの水の中に、湯気が立たないくらいの、お湯を入れてくれました。
上のものに見つかると、典座は、警策を何十発も受けないといけません。それを覚悟で、お湯を入れてくれました。
ありがたかったな~!こういう人情の厚いところもあるので、厳しい修行に耐えられるんですね。
という話をしました。
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