寒松寺(かんしょうじ)の先住職の十三回忌が昨日ありました。
私が若い頃、和尚は学生服を着ておられ、年も近かったように思います。
大学時代は応援団の親衛隊長をされ、北新地で援団の仲間と痛飲し、曽根崎署に殴り込みをかけたと面白そうに話しておられた。曽根崎署に先輩がいたという落ち。
臨済青年会の頃は、お庭の芝生の上で焼肉パーティをされ、皆で大騒ぎしたのを思い出します。一人何キロの上等な牛肉をご馳走になりました。
35年前、私が事故を起こした時にも、いの一番に見舞いに来て下さいました。
お姿が、目に浮かびます。
昨日の法事には20数名の和尚が参列。
明石や兵庫県の方もおいででした。
寒松寺さんが修行をされた岐阜の瑞泉僧堂の後輩たちです。
その中のお一人が、あんぽうさん。
あんぽうさんには、私が本山に出仕してた時に随分お世話になりました。
昔の花園会館(妙心寺内)の食堂で一緒に食事をし、終わったら、あんぽうさんが食器を洗鉢し始められ、慌てて僧堂式に食器を洗鉢したことが。
美味しい豆腐を、打ち上げの時にご馳走して頂いたのも、あんぽうさん。
妙心寺の近くの豆腐屋さん。
そうですね。嵯峨野の森嘉。
この店の、絹ごしは絶品。京都の方は皆ご存知。
飛竜頭も最高。
法要が終わった後の「阿じろ」(本店)の精進料理。
あんぽうさんや、済水寺さんと楽しい馬鹿話。
爆笑・爆笑・爆笑。
寒松寺さんの思い出話。
この年になると、自分たちが生き残りなんだなと感じます。
もうすぐ生き残った人の思い出になってしまうんだなと。
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