むかしむかし、目さんが眉毛さんに言いました。
「眉毛よ、お前は何の役にもたってないのに、一番上に居る。
私は見る、鼻さんは嗅ぐ、口さんは食べる、耳さんは聞く。
何の役にも立たない眉毛は、一番下に行ってよ!」。
眉毛さんは「はい、はい」と顎の下の髭となりました。
季節が巡り、夏の猛暑の日、太陽が照りつけ、頭から、オデコから汗がダラダラと落ちてきます。眉毛が無いものだから、汗が直接、目に入り、目さんは難儀していました。
堪らず、「汗が目に入って困ってる。眉毛さん、元の位置に戻ってくれないか」。
眉毛さんは「はい、はい」と元の位置に戻りましたとさ。
お終い。
これと似ているのが、テトラポッド。波消しブロックですね。
普段は、ボーッと有るだけだが、高波の時、人を守ってくれる。
自衛隊の服務宣誓に「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。」とある。高市議員が、立候補の会見で引用されてた。
自衛隊も、眉毛・テトラポッドだなと思った。
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