2009年2月19日木曜日

天国の本屋



ニコニコ動画で、表題のラジオドラマを聴きました。松久淳と田中渉の共著で新潮文庫から出版されています。

よくできてました。最後は感動です!

内容は、人間の壽命は100歳と決まっていて、50歳まで生きた人は50年天国で過ごし、80歳まで生きた方は20年間天国で過ごし、また生まれ変わり現世に戻っていくというお話しでした。

私は、若い頃、檀家さんの赤ちゃんの枕経に伺い、お父さんから、「何でこの子は、こんなに早く死んだんですか?まだこんなに小さいのに・・・」と聞かれ、どうしても話す言葉が出てこず、黙り込んでしまいました。今でも、同じ質問に答えられる自信がありません。

もしこの「天国の本屋」みたいな話ができれば良いですね。

「あなたの子供は2歳で亡くなったけど、天国で98年間過ごせるんですよ。」

「天国」「西方浄土」を信じられる人は幸せですね。私は、あるともないとも分かりません。浅田次郎の「椿山課長の七日間」みたいだと良いですね。

2時間のラジオドラマです。ニコニコ動画or新潮文庫でお楽しみ下さい。

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