2010年10月14日木曜日
大阪社会福祉委員会 設立50周年
今晩5時から、都ホテル大阪で表題の会合がありました。
大阪社会福祉委員会は、青少年の健康な育成・老人の福祉などを手がけている大阪市仏教会の下部団体です。
私は、生野区仏教会長として招かれました。
記念講演は、大阪大学学長の鷲田清一先生でした。
「ダイアローグ」という会話の手法を分かりやすく話していただきました。
「ディベート」は、話終わったあと如何に自分の意見が変わらなかったということを重視します。
「ダイアローグ」は、話し終わったあと如何に自分の意見が変わったかを重視します。
悩みのある方の話を如何に聴けば良いかを話していただいたわけです。
キーワードを書いてみます。
○分かってもらうということは、自分の考えを半分分かち持ってもらうこと。
○同情とは、苦しみを分かち合う。同じ一つのものを共有すること。
○話し終えるまで、ちゃんと聴き切る。
○相手の話を、肯定も否定もしないで聴く。(中断もせず、励まさず。)
○聞くことのプロというのは変じゃないか?
スクールカウンセラーに任せるということは、先生は話を聞かなくなる。
子供をカウンセラーに頼むのは、親に逃げだ!!!(ビックリ!)
○「納得」は相手と同じ気持になるのではない。
「あなたの話は分からないけど、納得はできる。」
最後まで逃げずに、付き合ってくれた。
お互いの中に納得が生まれた。
理解が深まる。
以上が私がメモッたものの抜粋です。iPodでも録音しましたが、もう一度聞き直すと、違う文章になるのかもしれません。
いいお話を聞かせていただきました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
大阪府仏教会大会
11月12日心斎橋日航ホテルの会場で大阪府仏教会の大会がありました。 毎年、お亡くなりになった会員の追悼法要を各宗派が行います。 今年は、臨済宗妙心寺派。 大阪の支所長さんが決めた和尚たち5人でお勤めしました。 大過なく終了。 紫衣から普段の衣に着替え、中島さち子さんの講演を拝聴...
-
若い時、何百回も唱えた「発菩提心空拳章」(ほつぼだいしんくうけんしょう)という和文のお経があります。「 殺生偸盗邪淫慾 悪口両舌綺語妄語」などは印象的でよく憶えています。 「己を捨てゝ人を立て 人の善からぬ罪過を 仮令我身に受るとも 人をば罪に落とすまじ」 ...
-
にんべんに思うで、「しのぶ」と読みます。偲ぶ。 人を思うこと。懐かしむこと。 お通夜の時に、よく、お話します。 にんべんに夢で、「はかない」。儚い。 人の夢は、儚いもの。 期待するから、がっかりする。 期待しないと、楽に生きれます。 に...
-
6月20日付で、住職を退任致しました。 副住職が、後任の住職となりました。 思い返せば、平成4年住職を拝命し30年ばかり住職をしていました。 6月は、申請書類の作成に時間がかかり忙しい毎日でした。 ようやく、本山から任命、退任の辞令が降り宗門関係は終わりました。 後は、府庁に宗...
0 件のコメント:
コメントを投稿