毎年、難波寺は、妙心僧堂の雲水さんの一泊の宿を提供させて頂いております。
春と秋の彼岸の中日に、いらっしゃいます。
「たのみましょーーー!!!」と大きな声が玄関から聞こえてきます。
本来でしたら、こちらも大声で「どーーーれ!!!」と答えますが、省略。
「どうぞ、お上がり下さい」
座敷で、ご挨拶を受け、投宿帳に、筆で記帳していただきます。
本堂で、開山回向をしていただき、お風呂に入っていただきます。
夕食は、新命が、「千房」のお好み焼きか「松寿司」のお寿司を、ご馳走します。
翌朝、日天掃除(にってんそうじ・門前と境内の掃除)をして頂き、朝食を食べていただきます。
そして、午前8時、写真のように、出立されます。
いつも感心するのは、投宿帳に記入する時、二人の雲水さんは、緊張もせず、ささっと筆を走らせます。たいがい緊張すると思うんですが、そんなこと全然ありません。よく修行ができてますね。
まあ、短い方で4年、長い方で7年、僧堂で修行されてるので、腹が坐ってます。
流石、妙心僧堂。鬼僧堂(修行の特に厳しい道場)の三つにあげられるのは伊達じゃありませんね。
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