2014年3月6日木曜日

今日のテレホン相談室



今日は担当日でした。
秘守義務があるので、アレンジして報告します。

80歳の女性。再婚。先妻の娘と10年前から不仲。
2時05分から一時間お聴きしました。
後半は、自分が不幸な若い時代を過ごした事に話が移りました。
最後は、思うようにならないのは仕方のない事だとおっしゃり相談が終わりました。

感じたのは、親はこうでなければならない。子供はこうでなければならない、という自分が拘っている「正しい事」から、離れられないんだな、ということ。
親は子供にこうすべき。子はそれに対してこうすべき。と決めてらっしゃいますが、それはあくまで一例であり、そんな親子ばかりではありません。親は子がどう感じようが、子に、すべきことは、やります。子供の方も同じことが言えます。やらざる負えないんです。やったから、こうして欲しいと考えるのは間違いです。やったことの見返りなんか、なにもないんです。ただ、自分が、したかったから、やっただけなのです。
臥雲庵元管長様は、「無所得を生きる」という本を出されています。無所得、なにも見返りはないということ。楽に生きるには「期待しない」ということでしょう。

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