はっぷうふけどもどうぜず と読みます。
毀誉褒貶(きよほうへん)にも動じるなという意味です。
簡単に言うと、面と向かってけなされても、影で悪口言われても、面と向かって褒められても影で褒められても、動じてはいけないという意味です。寒山詩の一節です。
自分のことを悪く言われても動じるなは、分かります
面と向かって褒められて、悪い気はしないですよね。でも、これも注意!
影で褒められても、良い気になりがちですね。これが厳重注意すべき所です。
他者の言う事で、心をエレベーターみたいに上下していてはいけません。
その時、喜怒哀楽するのは良し。でも、それを引きずって執着してはいけません。
良い人かどうかというのは、他者が決めます。それを自分が操作することはできません。
他人がどう思おうが、自分を見失わない。平常の自分を保つ。
難波寺には、岐阜の清帯寺の先住さんの表題の掛け軸があります。
私、好きでよく掛けています。
やっと、思い出し、納得出来ました。
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