2008年5月27日火曜日
禅苑講座
5月25日、日曜日、箕面・寒山寺で、表題の、坐禅と法話の会を開催しました。十年位前までは、参加者は100名を超え、定員オーバーのため、お断りした位でした。最近は、40名前後の参加者なので、坐禅と法話の時間を半分にして、参加者を増やそうとしました。私は、反対しましたが、多数決で決まってしまいました。残念。今年は、参加者44名でした。「なんだかな・・・」と思いました。
ここで気づいたことがあります。よく檀家さんに、「比較しない・期待しないが、楽に生きる祕訣ですよ。」なんていってる自分が、比較・期待してますね。反省・反省・・・!
もう一つ、気づいたことがあります。
講師にお招きした、安永老師に、以前プログにも書いた、全身麻酔が覚めるときの、経験を話してみました。何も無い時空間に浮かぶ自分がありましたと・・・。自分では、無心に近い経験か?と思ってました。そうしましたら、老師が、「私も、全身麻酔からさめる時に、ジェットコースターみたいに、カシャーン・カシャーンと自我が形成されました。」と軽く・明るく、おっしゃいました。トホホ。どうってことのない、誰でも経験することなんですね。ショウモナイナ。悟りを開かれた方にするような話では、ありませんでした。猛省です。はい。
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薫風
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2 件のコメント:
こんばんは。
坐禅・法話会お疲れ様でした。
参加者を増やす為いろいろと工夫されているようですね。
1ヶ寺での企画ではない様なのでいろいろと思い通りに行かず難しい面もあるようですね。
kissoの寺では出来るだけ多くの方に行事の事知っていただけるようにしています。
例えば、何かお寺での行事に集まった方々に今後の行事の予定表や会の申込書を渡しています。
チラシを置いているだけではあまり読んでいただけないので全員に渡しています。
どなたでも気軽に参加できるように法話の時は椅子を用意したり、メモを取れるように机を用意していますよ。
「参加して良かった」と思っていただければ、リピーターとしてまた参加していただけるのではないかと思います。
実際、kissoの寺では殆んどの方がリピーターです。
近年、このような会はテレビや雑誌で取り上げられ参加希望者は増加しているとおもいます。
そういった方々へ上手く情報が伝われば参加者も増えてくれると思いますよ。
また、元のように大勢の方に参加していただけるといいですね。
>kisso君
色々アドバイス、ありがとう。
法話の時の、いすは、会所の都合でダメだったんです。
リピーターを増やすのも大事ですが、初参加していただく人を、上手に勧誘しないといけませんね。
今後の課題とさせていただきます。
がく
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