2008年7月29日火曜日

施餓鬼


昨日は、難波寺の盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)でした。

74名の壇信徒の方と、8人の和尚さんが、お見えになりました。11時半から、精進料理のお昼ご飯を食べていただき、1時から、法要でした。施餓鬼の導師も慣れてきて、緊張もせず無事終わりました。問題は、法要後の、私のお話でした。いつも同じような話ではと思い、茂木健一郎さんの本を、9冊読み、ねたを探してました。前日の晩寝る前にチェックし、よし、これでなんとかなると思いました。しかし!話し出すと、思ってもいないような展開になり、事前の用意はすべて無駄でした。「心の理論」や「具有性」など面白いネタがあったのにな・・・。話すことと、アドリブは似てますね。始めるまで、どんな展開になるか分かりません。斉藤孝さんの本にも、参考になるようなことがでてたな。結論は、自分の言葉で話せ!ですね。

法要後の片づけをして、フラフラになり、風呂入って寝ようとしたけど、寝付けず、Youtubeで、「北の国から」を見て涙し、寝室で玉置浩二の曲をiPodで聞きながら歌い、眠りました。

2008年7月17日木曜日

大阪仏教テレホン相談室総会2008



昨日、表記の会合がありました。テレホン相談室も、24年目に入ります。本当に良く続いていると思います。開設当時の相談員で亡くなった方も何人かおいでです。残った相談員も年をとりました。(私を含めて)新しく相談員になられた方も沢山いらっしゃいます。何故か、生野区の住職さんが多いですね。相談の一年間の集計を見ますと、相変わらず仏事相談が多いですが、人生相談がほぼ同数あり、世相を反映してるなと思いました。年間、約1000件の相談があるということは、まだ、存在意義があるということだと思います。後何年相談員を続けられるか分かりませんが、頑張ります!東京・岡山・仙台のテレホン相談室も、頑張っていますから・・・

2008年7月14日月曜日

施餓鬼のお手伝い


昨日、旭区のK寺さんの施餓鬼のお手伝いに行きました。午前10時から午後2時までの法要でした。K寺さんは、男らしく面倒見のいいかたで、遠方からも、お手伝いの和尚さんたちがみえてました。H寺さんは、和尚と長男(大学生)二人で手伝っておられました。長男さんは、花園大学で禅塾という僧堂の予備校みたいな寮に入ってます。最初、和尚方のお茶を出したりしてましたが、法要の後半は、法要に参加しお経を一緒にあげました。立派にやってました。禅塾で鍛えられてるんだなと感心しました。私も、(H寺さんも、)花園大学・禅塾と、全く同じコースを辿っているので、昔の自分を見てるようでした。数年後、彼が僧堂へ行き無事修行を終え、立派に、お父さんの後を継ぐことを祈ります。最近の僧堂は、昔と違うと聞いてますが、私みたいに子供の頃のおやつがハッタイコだった世代と、今の若い世代はベースが違うから、厳しさは変わらないと思います。頑張れ長男君、みんな通って来た道だから。

2008年7月11日金曜日

最近思うこと


今日、檀家のUさんで、最近心の中で蠢くものを言葉にしてみました。

秋葉原での事件で、マスコミは、バーチャルと現実との区別がついていないとの論説が多いですね、でも、バーチャルと現実って、そんなに違うんでしょうか?私たちが現実と思っているものも、結構バーチャルなものが多いですよね。「確かに見たんだからしょうがない!」「そう聞いたんだもん。」。私たちの見るものは、自分で認識したものだけですよね。100見えてたら、その内一つくらいしか認識してない。見たいものだけを・・・。聞くにしても、100の音の1つだけを選り分けて認識してます。これって、バーチャルじゃないでしょうか?現実は100で、自分の認識は1なんです。これって、現実を把握してるっていえるんでしょうか?眼耳鼻舌身意(ゲンニービーゼッシンイ)と般若心経に出てきます。六根(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る、認識する)とか六識といわれるこの六つのものの内、「身」の触った感触くらいが信用できるような気がするんです。友達に会い、「久しぶり!」と握手をする、ハグをする。口で「懐かしい」とか「会いたかった」とかいうより、握手一発で、心が通じ合いますよね。

もう一つ、最近引っかかってるのは、言葉です。言葉って、その言語を使ってる人は、全員同じ意味を持って解釈、使用してるんでしょうか?言葉は便利で必要だから、否定したりはしませんが、あまり信用しすぎるのも危険だと思います。しゃべればしゃべるほど、自分の言いたいこととかけ離れていく経験をしたことがありませんか?言葉は、発音した途端、自分から離れ、相手の認識の中に、相手の考え方で解釈され、整理されますよね。説明のつかないことが、ほとんどではないですか?修行中、「馬鹿になれ!」「大学で学んだことを忘れろ!」と言われたのは、概念では何も解決しないからということを、教えてくれてたんだと思います。言葉、概念を捨てたところにしか、本当のことは無いんじゃないでしょうか?概念は、きっと、因果律(こういうことが起こった原因は、これだ。)を説明するためにできている気がします。因果なんて、人間が安心するための、方便だと思います。何か悩みがあり、その原因を一つに決めたいが為に利用するのが、言葉・概念でしょう。人は、結果に対する原因を一つに決めると、とても安心できます。でも、全てのものは、関連しあってます。人は、関連して無いと生きていけません。ある実験で、人を無音でなにも見えない空間に閉じ込めると、必ず、幻影・幻聴を経験するそうです。見ること、聞くことによって、色々なものと関連してるから、何とか平静に生きているのが人間でしょう。結果に対する原因は無数にあります。全ての存在は関連して成り立っています。

理論・理屈じゃなく、自分の感じたままを素直に受け入れるほうが、「これはあれのせいだ・・・」などとグチャグチャ思い悩むより、楽に生きれるように思います。初一念といいます。最初に感じたことだけで終わりにし、理屈をこねくり回さない!ニ念、三念と始め出すと、自分を苦しめることになるんではないでしょうか?

うまく、書けてるか自信はないけど、このようなことを思う今日この頃です。

2008年7月10日木曜日

蝉が孵化しました!



昨日、お参りから帰ったら、境内で蝉が一匹鳴いていました。
夜、勝手口の柱に、蝉の幼虫発見!(上の写真)
今朝、見たら、孵化してました。蝉君、頑張りました!

蝉は、地中に8年くらい幼虫として生き、成虫となって外に出てから、一月くらい生きるそうです。

夏の盛りには、うるさいくらいの大合唱をする蝉ですが、こうして、個体で観ると可愛いですね。

梅雨も明けたみたいです。

2008年7月8日火曜日

同い年の人たち


写真は、寺の塀の前の、植木鉢の花です。よく咲いてくれました。

志村けんのプログをよくチェックしてます。とても素敵な方です。同い年かと思ったら、一つ年上でした。同い年の人って誰がいるのか調べてみました。

村上“ポンタ”秀一 五輪 真弓フィル=コリンズ 中村 雅俊 多岐川 裕美 陳 水扁 竹中 平蔵 岩城 滉一 忌野 清志郎 スティーブン=セガール 三宅 裕司 モト冬樹 太田 房江 スタンリー=クラーク ボビー=コールドウェル 柴田 恭兵ピーター=バラカン いしい ひさいち 小林 薫 大杉 漣 スティング(Sting)桐野 夏生 阿川 泰子 江藤 潤 安永 徹(元ベルリンフィル) 松任谷 正隆 ヒロ寺平(FM802のDJ) ジャコ=パストリアス(故人) 桂 南光 浅田 次郎 笑福亭 鶴瓶

いろんな方がいます。それがなんだって?ヘヘヘ・・・

2008年7月3日木曜日

落語


今日午後、DVDで立川志の輔さんの「徂徠豆腐」観ました。いいですね!江戸の人情話は。前に、立川談志さんの、「芝浜」観て、下げのところで、思わず泣きそうになりました。上方の桂枝雀、桂米朝さん達は、別格として、古今亭志ん朝、柳家小三治などが贔屓の落語家さんです。志の輔さんの「新・八五郎出世」「へっつい幽霊」「死神」「みどりの窓口」「抜け雀」は、CD買っちゃいました。立川流は、凄いと思います。「鼠穴」を志の輔・談志 両師匠で聞かせてもらいましたが、はまります。でも、桂枝雀さんの、「代書屋」「道具屋」「影清」・・・数々の名演は、生涯のアイテムですね。

俺と僕と私

 印鑑証明書が必要になり、近所のローソンへ。 Loppi で探すが無い。隣のコピー機だった。 200円で印鑑証明書GET。 連休で各地の高速道路は大渋滞。 そういえば、年に何回か家内の里帰りで子供と車で東京へ行ってました。 渋滞にハマったことも。60KMの渋滞にハマったときは、道...