2018年10月14日日曜日

荼毘

死ぬと日本では火葬にします。
生きたまま。
習慣、法律で決められた死を受け入れ火葬にします。
これでいいのか?と気がつく遺族もいます。棺桶に涙を入れると成仏しないなどと説得され押し切られます。
チベットなどで満中陰まで遺体を残すところもありますが、機構風土が違うからできるんでしょうね。
その昔、日本では屈葬といい、桶の中に動けない状態で埋葬していました。蘇るのが怖いのですね。死んだと確信できないから、もし生き返ったらと思う。どんなに愛した人でも、荼毘にし見送ったのに戻ってくるのは恐怖ですね。東京大空襲の時、あまりに遺体が多く仮想できずに棺桶のまま埋葬した。後で、火葬にしようと棺桶を開けると蓋に爪痕が残った棺桶が沢山あったそうです。
いいんでしょうか?家族葬のほうが直葬の方が安いからと、お手軽に済ませてる方、そんな事があるわけがないと言いつつ心の奥で気づいてるんじゃないですか?
今書いたことを、十分納得の上、我々は葬儀に臨みます。
今の所、私が葬儀をした方が蘇ったりしたとは聞きません。
なくなった方が見えたという話はよく聞きます。会いたいんでしょうね。
中国では、亡くなった人を鬼と呼びます。施餓鬼の鬼もそのことでしょうね。鬼になった先祖とは会いたくないものです。

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