2020年12月25日金曜日

浪花百景


 

このほど出版された「浪花百景」

大阪の百の景色を浮世絵で描かれています。

江戸時代のものです。

難波寺は「野中観音桃華盛り」という題で描かれています。

ウィキペディアに出てます。

近所の舎利寺さんやお勝山など馴染みの景色が沢山。


閑話休題

コロナ騒ぎで、行事がほとんどキャンセルされました。

花祭りコンサート、本山団体参拝、禅苑講座、子供坐禅会。

まあ、見事にキャンセルされました。

難波寺は、7月の施餓鬼から行事を開催しています。秋の彼岸法要もおこないました。

坐禅会も、毎月18人ほどお見えです。

ソーシャルディスタンスに配慮しながら、いつもどおり開催しております。


大阪仏教テレホン相談室はコロナで相談件数が激増しています。

相談員の中から、「電話相談なんか古い」「出ても、常連さんばかり」

などの意見が出、困っていました。

それが、2台の電話が鳴りっぱなしです。

百人の相談員も頑張っております。


共通してます。

みんな悩みがあります。

言葉にできる悩みはまだ伝えることができます。

聴いてもらうことで前に進みます。

厄介なのは、言葉にできない悩み。

なんだか よく分からないけど 。

無意識の領域。

普段、何の役目もしてないように見える僧侶の出番ですね。

悩んでる人に対して何ができるか?

古くは、感情移入。

新しくは、ミラーリング。

同期、シンクロニシティ。

こうすればいいと助言するのではなく、同じ心になる。

無心で対する。自分を無にする。

「人を救うは僧侶の務め」


前回の補足でした。



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