お量具膳ともいいます。
法事の際に、仏前にお供えするお膳のことです。
勿論、精進で作り、生臭は入れません。動物性のはダメということですね。
因みに、香辛料も使いません。
お吸い物のダシも、昆布でとります。
食器の並べ方は、臨済宗でも各本山で違うようです。
寺で、檀家さんが法事をされる時、お花・果物・お菓子などの供物は持ってきていただきますが、お量具膳は寺で用意します。
法事の時、お勤めの後、会食されますが、本来は御霊具膳と同じ料理をいただくのが本来です。
仏様にお供えしたお下がりを皆でいただく。
ですから、お刺身やエビの天ぷらの付いたお膳を食べるのは、神道のやり方で、仏教では違うようですね。
直来・直会(なおらい)というのは、神道の習慣のようです。
法事の後、御霊具膳は、お下がりとして寺族でいただきます。
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