2021年11月18日木曜日

山川宗玄老師のお話


 「体露金風」

ヨーロッパの資産家ロスチャイルドが「体露金風」の公案の英訳にぶつかり、

どうしても分からないので、岐阜の正眼僧堂梶浦逸外老師のところにやってきた。

老師に聞くと「そんなもん坐禅せんと分からん」

一炷坐って「分かりません」というと老師は破顔一笑。「がははは」

それを見たロスチャイルドは笑顔になった。

釈迦の拈華微笑。


写真は、その後の記念撮影。

ロスチャイルド氏は、破顔一笑、とてもいい顔をされてます。


ロスチャイルドの真上が、梶浦逸外老師。その隣が谷耕月老師。

ロスチャイルドの右側の雲水が、現在、堺市の祥雲寺那須さん。

山川宗玄老師の雲水当時のお姿も写ってた写真もありました。

年をとっても、赤ん坊と変わらず、そのままを受け入れあるがままに。

ロックフェラーと並ぶ資産家ロスチャイルド。

人の心は何人でも変わりませんね。

0 件のコメント:

本山での活動

  桜は満開を迎え、咲き誇っています。 50数年前、音大を卒業し、京都の花園前塾に入り花園大学に編入した時は、もう音楽はできないなと思っていました。花大時代に、音楽同好会に入り、ギターを弾いてました。趣味程度にね。卒業後、東福寺専門道場に掛搭。僧堂を下山し難波寺副住職に。この時点...