2009年1月6日火曜日
構造主義の本
今、内田樹の「寝ながら学べる構造主義」を読み終えました。
バトルの「零度の記号」と禅問答の相似。
フーコーの「今・ここ・私」は、禅でもよく使います。
意味は、全く違います。
ラカンの部分で、面白い発見がありました。
精神分析で、カウンセリングを受ける人の言葉は
オーケストラスコアーの音符のようなものだ・・・
とありました。言葉は、孤立したものではなく
種々のものたちとハーモナイズしていると言う
ことみたいです。
また、会話は、ジャズのアドリブのようなもので
会話する同士が、相手に影響を与えながら
成り立つものだそうです。
般若心経にある、「諸行無常」「諸法無我」が
禅の中心的な考え方ですが、哲学とよく似てることに
驚きました。
禅は哲学的、禅は世界に通じるというのは、
あながち、自画自賛では無い気がしました。
以上、報告。
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