2007年6月22日金曜日

放下著


「あいつ、テンパッテルな。」と言います。もう、一杯一杯で、ほかの事が手に付かないってことでしょう。いつも、付き合わないといけないない上司、先輩、知り合いと合う時に過去にあった時の事を目一杯抱え込んでしまうと、ちょっとした事で、テンバルことないですか?

「前にあった時、あんな事言われた。」「こんな事、させられた。」そんな記憶を呼び起こし、先入観を腹いっぱい持ち、会い対すると、ろくな事ないですよね。いい記憶なら良いんですが、悪い記憶だと、その記憶に、また積み重ねることになるので、耐えられなかったり、ストレスを感じたりします。

「切れる」って、そんなことだと思います。嫌な記憶を腹いっぱいに詰め込み、単独なら耐えられるストレスに、耐え切れず、爆発してしまう。「もう、そのことで頭が一杯。」といいます。頭じゃなくて、心が一杯なんでしょう。心に悪い記憶を溜めておかずに、暮らせたら楽ですよね。

10の容量で、2,3の悪い記憶なら、次に悪いこと起こっても、まだ、容量に余裕があります。でも、8,9の悪い記憶を、後生大事に抱え込んでると、ろくな事はありません。難しいことです。この文をタイプしてる時に、家族の者に「この重いもの、どっかに片付けてよ!」と言われ、ムカッとする私です。でも、笑顔で片付けましたよ。フー!放下著、放下著。(ほうげじゃく と読み、意味は捨て去ること)

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