むかーし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
さてどうでしょう?
一応、ギャグのつもり・・・
写真は、本山で頂いた精進料理の一品。筍の蒸し焼きです。
真ん中の、柔らかい所から食べ、「これ以上食べると竹やな。」というとこまで食べます。
修行中は、早朝、筍を掘り、柔らかいとこは老師に食べていただき、ほとんど竹の部分を食べたのを思い出します。
幼少の頃(ガキの頃)私の寺は、困窮を極めていました。貨幣価値の変換にあい、中央信託銀行に預けていた結構な額の預金が、紙切れになってしまいました。今でも思い出しますが、小学校の遠足のおやつに、チューブ式のチョコレートを買ってもらい、うれしくて前の晩に、ちょっとだけ舐めました。そしたら、余りの美味しさに、食べるのを止めることができず全部食べてしまいました。翌朝、母に見つかり「なんで、食べてしまうの!!!遠足でおやつあらへんよ!」と二三発たたかれ、「だって、おいしかったんだもん。ウェーン!」と泣いてました。普段のおやつは、ハッタイ粉と砂糖を水で溶いたやつ。食事ももおかずがないときは、ご飯に黄な粉をまぶして食べていました。
高校に入る頃に、やっと寺の経済状況もましになり、毎日、おやつに明治のチョコバーを一日一個食べてました。その頃の体重 72kg! ところが上手くしたもので、東京の大学に行き、一人暮らしを始め、一月3万円で暮らし始めると、あらあら、あっという間に 58kg 。食べるものがないときは。メリケン粉(小麦粉)に砂糖を加え、水で溶きホットケーキにして、忍びました。音大のそばの、「大陸」という中華料理店には、お世話になりました。安い、上手い、量が多い!の三拍子そろってました。仕送りが届いた日は、そく、大陸に直行!「ムシュロに餃子とご飯!」てなとこです。国立駅前の「ロージナ」は、ちょっと懐が暖かいときだけ行き、名物「ドライカレー」を食べました。立川の「リチャード」、福生の「ニコラス」・・・色んなとこ行きましたね。
今は、62kgで落ち着いています。身長は165cmだから、程よく、おなかが出てます(ナンデヤネーン)。身長は高校時代180cmありましたが、だんだん縮みました。(ウソデスヨ)。最近は、精進料理のほうが良くなってきました。宝くじが当たったら「阿じろ」の料理人を雇い、毎日、精進料理の美味しいの食べたいと思っています。
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