2009年3月31日火曜日

年度末


境内の桜が咲き始めました。

生野区の寺院は、年度末は忙しくしてます。寺の会計決算を作成するためです。生野仏教会は生野税務署と協議の末、寺院の会計報告を毎年度提出しているからです。

自分で1年の決算を作成し、N税理士にまとめてもらいます。N氏は元生野税務署署長だった方です。この人の特徴は「税金払うの大好き!」。

寺の税金の優遇は固定資産税だけで、給料の源泉徴収税なども収めてます。そうですね、住職も給与所得者なんですね。寺という宗教法人のサラリーマン。

明日から、出納帳や貯金通暢の明細などをPCで集計し、財産目録を大阪府庁に提出します。

なんて書いてたら、Nから電話で「ねえ、海遊館てどうやって行くの?」。立命館の入学式は大阪ドームであり、小学生の娘も一緒なので、観光したいそうです。やつは、その後、神戸・京都で指揮の仕事だそうです。この数日、音大時代の友達からの連絡が数件ありました。N以外は音楽関係の問い合わせでした。うれしいです。

2009年3月30日月曜日

法事の怪


不思議なことがありました。

昨日、午前11時から、檀家の家で十七回忌の法事のお勤めをしてました。観音経の中ほどで 「カラカラ、ドスン!」と音がし、何かが落ちました。私は、読経中なのでそのまま、お経を続けていました。

「何なの!」
「紐が切れてんわ。」
後ろで、皆さんが、騒いでます。

私の坐っている30CMくらいのところに、遺影を入れた額が落ちていました。

そうです。法事をしていた亡きご主人の額でした。

横目で見た私は、額を佛壇の正面に置き、そのまま、お勤めしました。不思議なことがあるものです。

写真は、見にくいですが、スクーターをシャコタンにしてる青年です。フュージョンも変わったスクーターですが、それをシャコタンにするとは・・・?

2009年3月29日日曜日

未亡人の方が経験すること


写真は、うちの脇仏 毘沙門天です。

私の母は、父が亡くなってから、夜中に本堂から「おーい!」という、父の声でよく目を覚ましてました。父は母の名前でなく、いつも「おーい」と呼んでいました。

私は、まだ若い頃、50代でご主人をなくした奥さんのところに、中陰(七日七日)のお参りに行った時、奥さんが、「主人が、見えるんです。」と訴えられた時、「それは、気の迷いで、そんなことは無いんですよ。」とお馬鹿な対応をしていました。

聞こえるんだから、見えるんだから、その方にとっては「ある事」なんですね。それを、頭から、気の迷い、迷信などと否定するのは、傲慢!です。

苦しんでる時、悲しんでる時は、肯定するべきではないでしょうか。「悲しい!」「辛い!」と訴えられてる方に、否定で応じるのは、相手の気持ちを考えず、自分の考えを相手に押し付ける自分勝手な行いだと思います。

認知症の方の介護をされてる方も、「全面肯定」をお勧めします。

2009年3月28日土曜日

オペラの怪


昨夜、音大同期の指揮者 Nから電話がありました。

Nは、長くフランスで活躍し、小澤征爾にかわいがられています。40歳で、ニュースキャスターの若く美人の奥さんをもらい、今、長男は大学1年です。とてつもなく親ばかです!?

Nが指揮をした「カルメル修道女の対話」というプーランクのオペラは、フランス革命の時、国王と関係の深かったカトリック修道院の人たちが民衆にギロチンにかけられるというシリアスなオペラです。

このオペラは、コンサートの時に色々怖いことが起こるそうです。Nの場合は、字幕をPCでコントロールしてるにもかかわらず、文字化けすることがあったそうです。原因は不明。考えられないことだそうです。

あるんですね。あるのかな?あるかもしれませんね?

と、話をほったらかしにします。信じる人は信じ、信じない人は信じないでいいですよ。

写真は、走行距離37000KMの中古で買ったGOLFがついに58000KMになりました。やはり、いろいろ調子の悪いところが出てきました。でも、和尚が乗るには、ちょうど良い車です。満足してます。ハイ。

2009年3月25日水曜日

お札を、はずせない!



山門に、見ず知らずの方が見えました。

「引っ越した家に、お札が張ってあり、何か因縁のあるものかと、自分で外せません。うちには年とった両親が居て気持ち悪いといってます。不動産屋さんに連絡しても埒が明きません。」とそのようなことを必死でお話されます。「なにか、因縁のあるうちかもしれません。」とも話されました。

時間もあり、ご近所みたいなので、すぐ自転車で一緒にそのお宅に伺いました。

見ると、真言宗系の厄除けのお札でした。

「降伏いっさいだいまさいしょうじょうじゅ!!!」とおとなえして、「ビリビリビリ」と剥がしました。

お札を懐に入れ、「これで大丈夫ですよ!。何か悪いことがあるなら私に来ますので、皆さんは何の心配もないですよ。」

50年前と日本人は何も変わってないなと思いました。

ちなみに、「お礼はどうさしてもろたらよろしいですか?」と言われ、「そんなん結構ですよ。」と告げ、かっこよく自転車で帰る私でした。ヘヘヘ!

2009年3月22日日曜日

春期彼岸法要



今日は、春の彼岸法要でした。

85名の方が参加して下さいました。有難いことです。
天気は、早朝が雨。皆さんがお見えになり、お帰りになるまで晴れ。その後また雨。ややこしい天気でしたがうまい具合でした。

春は行事が多く、法要のあとの私の話もほとんどが、今後の予定の説明でした。団参・花祭・坐禅会・妙心寺展・千秋楽パーティ・・・。特に、4月12日の本山にお参りするバスツアーの団参の申し込みがとても多く、取っておいた10人の枠がすぐうまり、3人の方はお断りしちゃいました。バスは7台用意されてましたが大阪全体の行事なので人数制限がありました。残念!また来年申し込んで下さいね。ゴメンナサイ。

大きな行事の時は嫌なことも一つ二つあるもんですが、今回は皆さんのお陰で、気分よく円成しました。

特に、東京から手伝いに来てくれたKさんのお土産のロールケーキが、旨かったな!Kさん、次回も期待してるよ。ヘヘヘ。

2009年3月14日土曜日

錦戸親方



夕方、錦戸親方がお弟子さん2人と、床山さんと、御挨拶に来て下さいました。

明日から、大阪場所が始まる忙しい時期に、恐縮です。

写真の首にコルセットしてるのが、稽古中に喉の骨を折った風斧山(かざふざん)です。
骨折のために大阪場所は休場です。もうチョイで十両に上がれるのに悔しいと思います。

親方は、ドーピング問題と大麻検査の問題で、巡業先と東京をとんぼがえりで往復されています。大変ですね。相撲界も大変な時期にありますね。真面目に精進してる力士がほとんどなのにな・・・

写真に写ってる床山(力士の髷を結う方)は、一等床山の床中 中山 紀久雄さんです。朝青龍の担当をされています。床山さんの中の、BEST 2 のお一人です。講演会もされてるそうです。

HPにのせるから、「後ろ向きにします。」と写真を撮ってもらったら親方に笑われました。ヘヘヘ。

2009年3月12日木曜日

ちゃんこ鍋


昨夜、ちゃんこ鍋をご馳走になりました。

悠々会という、大阪の臨済宗の和尚の会の例会で、J寺さんを宿舎としている、北の湖部屋に伺いました。

写真のように、凄いご馳走でした。ムシュロもあり感激!

鍋の周りを囲んだ私たちの後ろに、若い相撲取りたちが立って、お給仕をしてくれます。「お代わり如何ですか?」などと、気を使ってくれます。

よく食べました。美味しかったですよ。

私たちが食べ終えるまで、接待してくれてる相撲取りは、夕食食べられないので、早めに退散しました。

今月15日に、大阪場所が始まります。

みんな頑張れよ!

2009年3月7日土曜日

ブログって・・・?


ふと思いました。

ブログって、ネットに書き込む日記みたいなものですよね。
昔、日記って、鍵をかける人までいたくらい個人の秘密でしたよね。
自分のことをネットに公表するのは、「自分が正しい」と自己肯定してますよね。
常識・価値観の違う人も読んでますよね。(そんなにアクセス数はない!)

良いんでしょうかね。(と書きながらUPしてます!?)

善悪は時と場合で揺れ動きます。絶対的な善も絶対的な悪もありませんよね。
写真の信号無視の女性も、子供が急病とか理由があればOKかもしれません。

「ね」と「よね」の多い文になりました。書いてることの判断停止(アポケー)です。ハイ。

大阪府仏教会大会

11月12日心斎橋日航ホテルの会場で大阪府仏教会の大会がありました。 毎年、お亡くなりになった会員の追悼法要を各宗派が行います。 今年は、臨済宗妙心寺派。 大阪の支所長さんが決めた和尚たち5人でお勤めしました。 大過なく終了。 紫衣から普段の衣に着替え、中島さち子さんの講演を拝聴...