2008年3月24日月曜日
春の彼岸法要
昨日は、お彼岸の法要を執り行いました。80名の方が参列して下さいました。
上の写真は、皆さんに、斎座(お昼ご飯)の精進料理を出しているところです。衣を着て、お膳を運んでるのが、Kさんです。東京から、手伝いに来て下さいました。Kさん、いつも有難う。
当日の朝、何十年も行事の裏方を取り仕切っている祖母が、腹痛でダウン!家内と娘とKさんのお陰で、何とか乗り切りました。手伝って下さった沢山の皆さんに、感謝!
今回は、「影清」という落語の話をしました。うちの本尊の十一面觀音は、平の影清という武将の念持仏です。影清は、源頼朝の暗殺を謀り、何度も失敗し、牢獄に入れられますが、豪傑で木の牢を叩き潰し何度も逃げ出します。あるとき、頼朝が、影清を許すと言ったと聞き、影清は自分の愚かな行いに気づき、自分で自分の両目を抉り出し僧となったということです。「影清」は、歌舞伎・浄瑠璃・長唄にもあります。落語の「影清」は、清水の観音さんが、目が見えなくなった職人に、影清の目を与えると言う話です。私は、桂枝雀さんの語る「影清」が大好きです。
さて、次は、花祭りコンサートだ!力を抜いて、頑張ろう!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
薫風
高校のクラス会の時、寄せ書きを集め記念写真と一緒にプリントするというので、 カードにマジックで記入。 数日前、幹事からメッセージ。縦書きは、三木だけだから横書きで書いてと。 うちにあったメモに筆ペンで一筆啓上。 随分前から、棚経に行った檀家さんに頼まれ、一筆書いていたが。 もう...
-
若い時、何百回も唱えた「発菩提心空拳章」(ほつぼだいしんくうけんしょう)という和文のお経があります。「 殺生偸盗邪淫慾 悪口両舌綺語妄語」などは印象的でよく憶えています。 「己を捨てゝ人を立て 人の善からぬ罪過を 仮令我身に受るとも 人をば罪に落とすまじ」 ...
-
3月2日 安永祖堂老師が方広寺の管長になられました。 たった今、宅急便で記念品を拝受致しました。 安永老師とは、約50年前本山の第一禅塾でご一緒でした。 禅塾は個室が与えられ、就寝以外はドアは開放という規則でした。 塾頭と言われる老僧と指導員の若い雲水上がりの方が...
-
東福僧堂最後の集まり。 まあ、50回忌が3年後ですから、又会えます。 15名の和尚が集まりました。 方丈にて管長さん導師のもと林恵鏡老師の毎歳忌のお勤め。 了して、拝塔。(お墓に参ること) 書院にて茶礼。 管長さんから色紙を頂きました。 下山し、山内の龍眠庵に集合。 十人程で...
0 件のコメント:
コメントを投稿