2009年7月3日金曜日
仏教界と社会のリンク
昨日、大阪市仏教会の総会に出席しました。事業報告・予算決算報告など。
少し、紛糾しました。市仏教会から、かなりまとまった退会者が出たからです。退会の理由は不明でした。生野区の仏教会も、会員数減少の傾向にあります。どうしたことでしょう?我々世代の、「まあ、お付き合いだから・・・」という意識は、今の若い僧侶にはないのでしょうか?
大阪市内の町会の活動でも、同じことが起こっていることを、周りの人からお聞きしています。「まあ、お付き合いだから・・・」は、町会という、小さな社会でも、崩れつつあるようです。
一見、無駄に見えることが、人間関係の潤滑油になっていることに気付くべきなのかも知れませんね。
秩序から混沌へというエントロピーは止められないのかも知れません。
「嫌な人とも付き合わなければいけない」というテーマを無視して、人間は生きれないのかもしれません。
閑話休題
「村八分」とは、付き合いは止めるが、葬式・火事だけは、除外するということです。最近の、「家族葬」という、葬儀産業が作った言葉に乗せられて、家族だけで葬儀をなさる方がいるようです。これでは「村九分」ですね。悲しいことです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
薫風
高校のクラス会の時、寄せ書きを集め記念写真と一緒にプリントするというので、 カードにマジックで記入。 数日前、幹事からメッセージ。縦書きは、三木だけだから横書きで書いてと。 うちにあったメモに筆ペンで一筆啓上。 随分前から、棚経に行った檀家さんに頼まれ、一筆書いていたが。 もう...
-
若い時、何百回も唱えた「発菩提心空拳章」(ほつぼだいしんくうけんしょう)という和文のお経があります。「 殺生偸盗邪淫慾 悪口両舌綺語妄語」などは印象的でよく憶えています。 「己を捨てゝ人を立て 人の善からぬ罪過を 仮令我身に受るとも 人をば罪に落とすまじ」 ...
-
3月2日 安永祖堂老師が方広寺の管長になられました。 たった今、宅急便で記念品を拝受致しました。 安永老師とは、約50年前本山の第一禅塾でご一緒でした。 禅塾は個室が与えられ、就寝以外はドアは開放という規則でした。 塾頭と言われる老僧と指導員の若い雲水上がりの方が...
-
東福僧堂最後の集まり。 まあ、50回忌が3年後ですから、又会えます。 15名の和尚が集まりました。 方丈にて管長さん導師のもと林恵鏡老師の毎歳忌のお勤め。 了して、拝塔。(お墓に参ること) 書院にて茶礼。 管長さんから色紙を頂きました。 下山し、山内の龍眠庵に集合。 十人程で...
2 件のコメント:
>「嫌な人とも付き合わなければいけない」というテーマを無視して、人間は生きれないのかもしれません
私は、やっぱり「嫌な人」とはつきあいたくありません。
身体に悪いから。
>みーちゃんさん
そうですね、身体に悪いですよね・・・
人により、立ち位置が違うので
身体に悪いと思っていても、我慢しちゃう
人もいるんでしょうね。
コメントを投稿