2012年3月7日水曜日

昨日の電話相談室

もう少しで、梅が咲きます。
年々歳々花相似たり歳々年々人同じからず

昨日は、電話相談の担当日でした。5人の相談員で対応しました。
2件の長い相談がありました。いつものように少し変えて書きます。

一つは、男性70歳代の方です。
ご自分がいかに仏教の知識を持ち沢山の仏教書を読んでいることを話されます。
専門的な仏教・禅の語句を質問されます。
これは、肝試し・道場破り的な、お話で、相談ではないですね。
このかたの相談は以前にも受けてますので、「知識だけではどうにもなりません。頭でっかちになってはダメですよ」的な対応をしました。「禅学を学びたいのなら、京都の仏教系の大学に聞かれるか、カルチャーセンターの臨済宗の老師のお話を聞いたほうがいいですよ」とお話しました。なおかつ納得されないので、「石に彫る・紙に書く・水に書く」という有名な禅の話しをして、やっと電話を切って下さいました。
電話相談室では、相談員の方から電話を切ってはいけないという決まりがあるので、相談者が止めない限り、電話相談は終われません。

そういえば、以前、日蓮宗の信者さんから、攻撃的な電話を受けました。こちらを言い負かそうと必死で話をされます(法戦みたいです)。私の体験から話をして、応対すると、どうしても言い負かせないので、諦めて向こうから電話を切ってくれました。
「坐禅の修行は、洗脳なんじゃないか?」
「洗脳ではなく、洗心です」
てな、会話でした。

昨日は疲れたので、車で小三治さんの「鼠穴」を聴いて、気分転換しました。

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