六道輪廻と言いますね。生まれかわったら、畜生道に落ち、犬となって生まれかわるとか、聞いたことないですか?人間の魂は不滅で、何度でも、生まれかわるという大昔からのいい伝えです。英語では「リーインカーネーション」といいます。輪廻転生ですね。六つの世界を輪廻すると言われています。天道・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄です。
でも、最近は、これは、人間の精神状態を表してるというのが、一般的です。普通の状態が「人間」、腹を立てているのが「修羅」、身内をも殺すような気持ちが「畜生」、貪り(むさぼり)の状態を「餓鬼」、そして「地獄」。「天道」は、人間関係に、悩まなくなった心でしょう。
この六道の、上下に、もう、ひとつづつあると、玄侑宗久さん本に書いてありました。「天道」の上は「有頂天」、「地獄」の下は「金輪際」。この二つの世界は、長く続かないそうです。「有頂天」は「天道」へ、「金輪際」は「地獄」へ戻るそうです。「有頂天」は、たいていの方が経験されてるでしょう。「金輪際」は如何ですか?経験された方は、いつの間にか、少しましな状態になったんじゃないでしょうか。人は、これ以上底はないと思えるどん底に、堕ちることがあります。「酷い、あんまりだ!」と。でも、有形無形のものに、助けられ、引き上げてもらえます。芥川龍之介の「くものいと」みたいに・・・。
じたばたしないで、じっと耐えましょう。(森田療法という鬱病の療法と似てますね。森田療法は、「あるがまま。」をキーワードとした療法で、天龍僧堂の平田精耕老師も少し関係されたと聞いております。)
もがくほど苦しくなります。きっと、時間がたてば、楽になれると信じましょう。なにか(悲しみなど)を一生背負わなくなっても、苦は、少しましになります。六道は、自分の心の状態です。自分で多少はコントロールできます。六道の精神状態を自分で抱え込んでるわけですから、それを、手放せば楽になれます。
六道からの解脱・解放。あきらめる・覚悟する・あわてない・許す、等が、キーワードになると思います。
でも、最近は、これは、人間の精神状態を表してるというのが、一般的です。普通の状態が「人間」、腹を立てているのが「修羅」、身内をも殺すような気持ちが「畜生」、貪り(むさぼり)の状態を「餓鬼」、そして「地獄」。「天道」は、人間関係に、悩まなくなった心でしょう。
この六道の、上下に、もう、ひとつづつあると、玄侑宗久さん本に書いてありました。「天道」の上は「有頂天」、「地獄」の下は「金輪際」。この二つの世界は、長く続かないそうです。「有頂天」は「天道」へ、「金輪際」は「地獄」へ戻るそうです。「有頂天」は、たいていの方が経験されてるでしょう。「金輪際」は如何ですか?経験された方は、いつの間にか、少しましな状態になったんじゃないでしょうか。人は、これ以上底はないと思えるどん底に、堕ちることがあります。「酷い、あんまりだ!」と。でも、有形無形のものに、助けられ、引き上げてもらえます。芥川龍之介の「くものいと」みたいに・・・。
じたばたしないで、じっと耐えましょう。(森田療法という鬱病の療法と似てますね。森田療法は、「あるがまま。」をキーワードとした療法で、天龍僧堂の平田精耕老師も少し関係されたと聞いております。)
もがくほど苦しくなります。きっと、時間がたてば、楽になれると信じましょう。なにか(悲しみなど)を一生背負わなくなっても、苦は、少しましになります。六道は、自分の心の状態です。自分で多少はコントロールできます。六道の精神状態を自分で抱え込んでるわけですから、それを、手放せば楽になれます。
六道からの解脱・解放。あきらめる・覚悟する・あわてない・許す、等が、キーワードになると思います。
4 件のコメント:
あるがまま、あるがまま・・
と唱えていて、
あれっ?自分は何を認めようと苦しんでいたんだっけ?
といった経験がありました。
お経を唱えることと似ている??
と勝手に思ってしまいました。
ごめんなさい~
>匿名さん
森田療法は、禅の悟りを求めるのと似た方法ですね。自分の心境と何かのきっかけが、上手く会えば良いんだろうけど、難しいですね。
お経と「あるがまま」は似て非ですね。
がく
ogakuさん。
六道輪廻、冥府魔道・・・子連れ狼を思い出しました。
そうですか、六道輪廻は人間の精神状態のことを示していたのですか。
よくわかりました。ほんのちょっぴり教養が増した気持ちになれました。
ありがとうございます。
ところで、芥川龍之介の「くものいと」
あれって結局糸は最後に切れたのでしたっけ?
それとも、主人公は助かったのでしたっけ?
江部康二
>江部さん
どうも、コメントが上手く表示されないですね?
このコメントを表示すればいいのかな?
くもの糸は切れ、主人公は、血の池の底へ石のように沈んでしまいます。
悲惨やな!タスケタッタラエエノニナ
がく
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