2008年12月25日木曜日
クリスマスイブの電話相談
12月24日は、大阪仏教テレホン相談室の
今年最後の相談日でした。臨済宗の和尚3人で
担当しました。
相談室は、12月25日から1月10日まで休室です。
1時間かかった人生相談がありました。
ほとんど自分の自慢話で、最後のほうで、知人からの迷惑な贈り物に
困ってるので、どうしたらいいか?という相談でした。
この方は、自分は優れているという思い込みから、
知人を見下げて見てるようです。
相手の価値観は無視して、自分の価値観において
相手は間違っている という論法です。
一人々々価値観は違って当たり前ですね。
ですから、間違っているという判断は自分だけに通じる
理論なんです。
だから、相手の方が、自分と同じ価値観を見出すまで
待たなきゃ仕方が無いと思います。
人の価値観は、自分が気が付くまで変わりません。
いくら、理論立てて、説明しようが、説得しようが
無理なんです。
「待つ」
自分の存在を認めてくれる人がいる方は、
自分の存在を認めてもらえない人の気持ちは
分からないのだと、お話を聞きながら感じました。
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