2011年4月2日土曜日

本山からの手紙




写真の手紙が本山から届きました。

「現地活動ボランティア申込書」「住宅支援(被災者の受入れ)申込書」「東日本大震災物故者への回向」「ボランティア活動での注意事項」が入ってました。

大震災以降、私自身、鬱状態です。

福島県の福聚寺さん、茨城県の華蔵寺さんなど、親しい方が罹災されました。
お二人とも御無事で、現在、被災者の救援に尽力されています。

関東在住の音大時代の友達も無事でした。

東京在住の娘二人は、しばらく大阪に非難していました。

娘に、電池・ラジオ・懐中電灯など、停電の準備用に持ち帰るために、近くの電器店・ホームセンター・ディスカウントショップ等をまわりました。

見事に売り切れ!

大阪もパニックです。

福聚寺さんが、HPで探してらしたブルーシートをホームセンターに探しに行きましたが完売。
コンパネまで売り切れていました。



震災から数日後、塔婆に「東北関東大震災物故者供養」と書き、毎朝、ご回向させていただいております。
それくらいのことしかできません。自分の無力さを突きつけられています。
会長をしている生野区仏教会から、日本赤十字に義援金をお送りました。
3月20日の彼岸法要で、物故者供養をし、義援金を募りました。皆さん、協力して下さいました。人事ではないからだと思います。


本山も、対応が早く、本所の課長たちを直ぐ様、現地に派遣し情報を集めていました。
東北は、妙心寺派の寺が多くあり、大きな寺も多いため、被災者の救護施設として活用されています。葬儀のボランティアも直ぐ、超宗派で始まっています。

松島の瑞巌寺(妙心寺派)も、山門近くまで津波が来たそうですが、少しの被害で済んだようです。現在、多くの被災者の救援所になっています。

天災の後には、人災があるようです。

原発です。

一度動かすと、もう止められないものを、人間が管理できるわけがないと思います。

思い起こせば、阪神大震災の時も、空からの消火活動を、「窒息死する人が出ると困る」という理由で、当時の兵庫県の責任者は断ったそうです。
結果論ですが、被害はとてつもなく大きなものになりました。

今回の、福島原発も同じことを繰り返してるように見えて仕方ありません。
これ以上、被害が大きくならないことを祈るばかりです。

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