2009年9月20日日曜日

今日の彼岸法要での法話について


朝、一時間かけて掃除。もう一時間で提灯、幕張その他準備。
10時頃から、お手伝いの皆さんがお見えになりました。

普段、朝9時に来てくださる阿じろさんが、名神高速の渋滞で、京都から2時間半かかり、10時半に到着されました。
出斉(しゅっさい・お昼ご飯を出すこと)は、11時半からなのでギリギリセーフでした。
ご飯を、寺に着いてから炊かれるので、危ないとこでした。

さて、法話のことです。

今日は、レジメは全く考えてなく、ブッツケ本番でした。

最初、「週刊朝日」に特集されてる「直葬」の話をしました。
太古の昔から、人は弔うということをしてきたということ。
臨済宗の葬儀の解説をお話しました。
皆さん、葬儀で何をやってるかご存じないですからね。
「黙って、任せといたらいいのや!」というのは、古い考えですね。

後半は、自分の人生の捉え方についてです。
楽しい人生だと思う人は、自分の生きてきた経験の中で、楽しいことをピックアップします。
悲しい人生だと思う人は、自分の生きてきた経験の中で、悲しいことだけを集約します。
楽あれば苦あり。
誰もが、楽しいことと悲しいことを半分くらいづつ経験しているのです。
皆、同じです。

もう一つお話したのは、自分が真面目で正直だと思うのは止めましょう ということ。
そう思いたいのは分かりますが、これってしんどくないですか?
「私も、悪いこといっぱいしてますよ。」とお話しました。
楽に行きましょうよ。
自分に優しくしましょう。
嫌な自分も認めてあげましょう。

そうすれば、楽に生きれますよ。

てなことを、お話しました。
Y村さんや、O村さん・N濱さん・S谷さん。熱心に聴いて下さって有難うございました。

今日で、今年の大きな行事は終了です。
明後日から、母は二泊三日の旅行に行きます。

23日まで休みだから、草ひきでもしてますか・・・

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薫風

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