現在、日本の寺は宗教法人として、登記されています。
本山の末寺として、本山の宗制(規則)に従い運営されます。
また、宗教法人として法務局の規制も受けます。
二重構造です。
住職は、宗教法人の代表役員となり、総代と呼ばれる責任役員を数名任命する責任があります。
つまり、一般の法人と同じように、責任役員の過半数(代表役員も含め)が代表役員の罷免を議決すると、寺を出なければなりません。宗教法人法に記載されています。
対抗するには、裁判となります。
今日夕方、K寺の住職を連れ、ある僧侶が見え、「協力してほしい」と頼まれました。
聞くところによると、K寺の住職は、騙されて、罷免されたそうです。
騙したのは、弁護士だそうです。
ひどい話です。
裁判所に出す意見書に、私の恩人のIさんが、先に署名捺印されているので、書面をよく確認し、生野区仏教会会長として署名捺印しました。
K寺の場合、最高裁まで争った結果、罷免となったので、意見書の効力があるのかどうか分かりませんが・・・。
全国的に、悪質な業者が寺の乗取りを画策しています。
酷い目にあった寺院を知っています。
ウマイ話に乗ってはいけません。
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