2008年12月28日日曜日
当選しました!
volkswagenのユーザー抽選会で、なんと、一万円のクオカードが当たりました。
期待してないのに当たると、なんかツイテル感じです。
この勢いで、年末ジャンボ タノンマッサー!
ギャンブルって、勝つか負けるか分からない時が、どきどきして
楽しいですね。それって、自分のちょこっと先の未来を期待して
いる時間ですね。負けるかもしれないのは分かっていても、
でも、もしかしたら・・・
虚しくても何かに集中して、夢中になれる時間。
パチンコに一日何万円もつぎ込む奥さん。
借金を返そうと、競馬にはまるご主人。
みな、現実逃避をしたいんでしょう。
辛い辛い現実から、ギャンブルの結果が出るわずかな時間だけでも
逃れることができる。たとえ駄目でも、もう一回・・・
私も、若い頃、マージャン・パチンコに隨分はまったことがあります。
今は、パチンコは卒業して(今のパチンコの遊び方を知らない)
マージャンは、何十年してません。(遊んでくれる仲間がまわりにいない)
子供が、ゲームに、はまるのと少し似てるのかもしれませんね。
子供たちよ、ゲームを捨てて、外に出よう!
仲間と遊ぼう!
と思う今日この頃です。
2008年12月25日木曜日
クリスマスイブの電話相談
12月24日は、大阪仏教テレホン相談室の
今年最後の相談日でした。臨済宗の和尚3人で
担当しました。
相談室は、12月25日から1月10日まで休室です。
1時間かかった人生相談がありました。
ほとんど自分の自慢話で、最後のほうで、知人からの迷惑な贈り物に
困ってるので、どうしたらいいか?という相談でした。
この方は、自分は優れているという思い込みから、
知人を見下げて見てるようです。
相手の価値観は無視して、自分の価値観において
相手は間違っている という論法です。
一人々々価値観は違って当たり前ですね。
ですから、間違っているという判断は自分だけに通じる
理論なんです。
だから、相手の方が、自分と同じ価値観を見出すまで
待たなきゃ仕方が無いと思います。
人の価値観は、自分が気が付くまで変わりません。
いくら、理論立てて、説明しようが、説得しようが
無理なんです。
「待つ」
自分の存在を認めてくれる人がいる方は、
自分の存在を認めてもらえない人の気持ちは
分からないのだと、お話を聞きながら感じました。
2008年12月15日月曜日
2008年12月14日日曜日
スィートルームで・・・
2008年12月13日土曜日
二つのキーワード
波長の合う音楽
今日、スペースシャッワーで、Mr.ChildrenのPVを特集してました。
やはり良いなと思いました。
HOME・I ♥ U・シフクノオト iPODにおとして、車の中で
いやっていうほど聴き、しばらく、Mr.Children離れしてました。
枝雀さんに始まり、米朝、小三治、立川流と落語にはまり、
茂木健一郎さんの、講演・対談を聞きまくりました。
竹内まりやなどのJPOPから、ついに聴きたいものがなくなり
JAZZ Trumpet も聴けなくなり、SLT・角松敏生
・スターダストレビューなんかをiPODに入れてました。
明日から、Mr.Childrenに復帰します。
音なしで、VW のエンジン音で、車に乗ってることも増えました。
一点集中型の私は、本もはまり込んで同じ作者のものを
買いまくります。
海堂尊・玄侑宗久などは今でも発売即買い してます。
平均壽命まで、20年を切ったので、焦ってるのかも
知れませんネ。「明日をも知れぬこの命」・・・
2008年12月8日月曜日
部内会2008
今日、夕方からB院さんで、部内会がありました。
部内会とは、大阪の妙心寺派の和尚が全員集合し、
今年の報告・来年の予定などを話し合う定例の会議です。
気が付けば、自分より年下の和尚の方が多くなってました。
会議は、少しもめましたが、その後の、会食は和気藹々でしたよ。
気が付いたのは、若い人は初対面の方は苦手みたいですね。
そういう世代なのかな?
私は、初対面の方と接する機会が多く慣れているんですが・・・
自分と同じ世代の人とばかり付き合ってると、価値観が
限定され、あまり良くないような気がします。
同じ地域の方とばかり、付き合ってると
「しやから、東京の奴は嫌やねん。」
てなことになりますね。
自分と同じ年代、同じ地域の人とだけ付き合うのは
「常識」が限定的ですね。
「常識」は常に変化し、流動的でないと、自分が
小さくなり、苦労も多くなります。
苦労はえてして、自分で作ってることが多いです。
自分で自分を苦しめる。自分が変化すれば
苦しみが、ましになるのにな。
気をつけたいものです。
2008年12月4日木曜日
答礼
写真は、昨日、本堂でのお勤めの後、お墓で、塔参諷経(とうさんふぎん)という
お勤めをしているところです。
今日は、昨日お手伝いいただいた和尚さんのお寺に伺い、お礼に回りました。
これを、答礼(とうれい)といいます。
先住職の満中陰の時は、自分で車運転してまわり、夜になりました。
一周忌の時は、出入りの業者が運転してくれ、午後3時半までかかりました。
今回は、タクシーで回りました。なんと午後1時に済みました。
さすがプロですね!回る順番や、道の選び方・・・さすがでした。
料金も、5,000円以上50%引きなので、リーズナブルでした。
七回忌の時も、タクシーにしようと思いました。
今、NHKの朝ドラでやってる「だんだん」ですが、法事に来てくれた
叔母に聞いたら、松江では現在ほとんど「だんだん」は使わないそうです。
90歳以上の人は「だんだん、だんだんね。」と使うかも知れないと言ってました。
まあ、大阪でも「おおきに」は使われなくなってますね。
2008年12月3日水曜日
先住職 三回忌
今日は、先住職 東岳和尚 三回忌 先々住職 玄實和尚 五十回忌の斎会(和尚さんの法事)
でした。
こないだ一周忌をしたと思っていたら、もう三回忌です。早いものです。
玄實和尚は、難波寺から、東京谷中の全生庵に移られ、東岳和尚を後任の住職としました。
谷中の全生庵は、幽靈の掛け軸で有名で、元総理大臣の中曽根氏も坐禅にみえる寺です。
東京では、来年五十回忌をするそうなので、来年は東京まで行くことになるでしょう。
今日の三回忌は、一周忌のときのコピー&ペーストみたいなもので、全く緊張せず
導師を勤めることができました。
たくさんの和尚さんたちや、寺族・親族、お手伝いの方々のご尽力で、無事圓成しました。
ほんとうに、有難うございました。
今日来て下さった全ての方に、感謝!
2008年11月26日水曜日
おなじみ テレホン相談
2008年11月24日月曜日
自転車のライト修理
京都 大法院 紅葉の会
2008年11月13日木曜日
2008 東福僧堂 毎歳忌
2008年10月25日土曜日
コンサート本番 後日談
昨日は、生野高校OBブラスの本番でした。
松原市文化会館で行われたコンサートは、あいにくの雨にもかかわらず、たくさんの方が聞きに来ていただけました。カンシャ!
コンサートは、春夏、秋冬の二部構成で、なんと秋の曲の衣装は、白シャツ黒ズボンに、派手な飾りのついた三角帽子をかぶりました。檀家さんが何人かお見えになってるから、ヤバイと思いましたが、引っ込みもつかずステージへ。演奏始まったら、そんなことはすっかり忘れました。冬の「そりすべり」の時の指揮者は、サンタクロースの衣装でした!
30才前後の若者たちとの演奏は、とても楽しく、17年ぶりの?ステージは、とても充実してました。
聞きに来てくれた長女が「昔のかっこいいお父さんみたいだった。」と言ってくれてたとか・・・
全ての人に、アリガトウ!!!
2008年10月13日月曜日
ものごとは・・・
2008年10月10日金曜日
宮城県から新米
2008年10月7日火曜日
クチナシの花
2008年10月4日土曜日
2008年9月23日火曜日
生野高校OBブラス 練習
出身高校のOBブラスのコンサートが10月26日にあります。HPでトランペットが足りないとあったので、参加申し込みしました。
今日は、午後1時から9時まで河内長野市のリハーサルルーム(寺から車で1時間)で練習がありました。休憩を挟み、8時間の練習でした。なんとかバテずに最後まで吹けました。
今日は、彼岸の中日でしたが、午前一軒の法事だけでしたので、参加できました。この後の練習が全て土日なので、参加できるかどうか分からないので、今日はがんばって行ってきました。
10数年ぶりの参加でしたが、とても楽しい時間をすごせました。後輩たち、ありがとう。お世話になりました。ちなみに、私が最高齢でしたとさ・・・へへへ
2008年9月10日水曜日
AED研修会
今日午後4時から谷町のK寺で、表題の会がありました。
13年前、若手の臨済宗の和尚たちと、緊急救命の講習を受けました。
今回受けた研修会の内容は随分変わっていました。
AEDを使用するところは勿論違いますが、手順が2000年に改定になったそうで
脈は取らなくていいし、心臓マッサージは、15回から、30回に変わってました。
AEDの操作は全部自動アナウンスがあるので、誰でも使えます。
20数名全員が、実地に訓練しました。中には、「あなた助けるほうじゃなくて助けてもらうほうでしょう」という和尚がいたり、アドリブで、「あっ!誰か倒れてる!」と言う和尚がいたり・・・
役に立たないほうが良いですが、これで、人の命を救えるなら皆が研修するべきだとも思いました。
2008年9月5日金曜日
風船みたいな体
2008年9月3日水曜日
電話相談 担当日
今日は、一月1回の担当日でした。上の写真は、当日の相談を記録する表です。今日は6件、昨日は12件でした。相変わらず、人生相談ばかりの日でした。詳しくは、守秘義務があるので書けませんが、皆さん、自分だけが苦労していると思われてる節があります。現在生存する世界中の人間は全て悩みを持っています。悩みの無い人は、・・・お亡くなりになってます。
今日は、D寺さんとJ寺さんと三人で担当しました。D寺さんは、いつも、人生相談の時間のかかる話を聞いていらっしゃいます。人柄の大変素晴らしい方なので、話すほうも、それを感じて、どんどん悩みをぶつけてこられるんだと思います。J寺さんも、ボランティア活動で、全国的な表彰を受けた方で、今日も、夕方5時で相談時間が終わるのに、電話中だった相談を、一人残って受けておられました。凄い方です!
電話相談室に入会して良かったのは、他宗派の方々と交流が持てた事です。他宗派の中にも素晴らしい方がたくさんにらっしゃいます。
結論ミタイナモノ
自分も悩み、人の悩みも聞く。和尚もみんな悩んでるんですよ。だから、悩んでる方の気持ちが分かるんです。「仏に仕える」なんてことでは、仏教じゃないような気がします。その方が楽でしょうけどね・・・
2008年9月2日火曜日
音大同窓会2008
毎年、8月の最終日曜は、東京で、音大の同期生の同窓会です。
上の写真は、顔は判別できないだろうとUP。下は、行きの新幹線の車内です。
小金井市のM宅で行う同窓会は、私が金管楽器の連中を誘い、Mが、木管楽器と弦楽器の連中を誘います。出席者は12人、群馬県、埼玉県、千葉県などからも集まります。24年前から始まり今年で24回目です。現役のオケマン(オーケストラの楽団員)数人、大学教授、小学校の校長、中学の教頭が二人、楽器を教えてる人が数人、全員音楽に関わってます。
Hに、iPodに入れてる花祭りコンサートの私のソロの動画を見せました。ちょっとだけと思ったんですが、全部見られてしまい、感想は、「一日3時間練習しなさい。」!!!ガックリ。一日3時間も練習すれば、うまくなるのは分かってるけど、住職やってて、そんなに練習できるわけも無く。Hは、校長で、毎朝、生徒にラッパを教え自分でも吹いてます。ヤマハの講師の全国大会では、必ずトップを吹くそうです。カナウワケナシ。MIXIで仕入れた理論をどう思うか聞いてみると。「そんなこと考えてないね。自然にやってるな。」まあ、30年前は、在京オケのエキストラで、吹いてたやつだから、理論なんか関係ないそうです。ただ、最近、前歯を2本、インプラントにしたそうです。大学在学中に、前歯4本ラッパのために差し歯に変えたけど、インプラントにすると、やはり音がすごく良くなったそうです。
来年も、みんな元気で会えるといいな。「かぜひくなよ!」「歯磨けよ!」「宿題やったか!」
2008年8月23日土曜日
地蔵盆2008
大阪では、今日と明日が、地蔵盆です。朝から、地蔵堂の大掃除をし、地蔵さんの涎掛けを新しいのに替え、提灯をつりました。お供養のお菓子は、前日に、近所の店で買いました。近所の方が、次々と、お供えを持ってきて下さり、すっかり、準備が整いました。夜、6時半に近所の地蔵さんのお経を上げ、7時から、墨掛地蔵(公式HPをご覧下さい。)のお勤めをしました。お勤めのときは、20人くらいだった子供たちも、お菓子をもらえると口コミで聞いて、夜9時に閉める時までには、40数個の供養のお菓子が、配られました。「明日もやってるからね!」と子供たちを送り出します。最近の子供は、お賽銭を持ってくる子がずいぶん増えましたね。おうちの方に教えられてるんでしょうか?別に要らないんだけどね。初めてで訳が分からなく、土足で地蔵堂に上がる子や、鐘・木魚など鳴らしまくる子、お参りせずにお菓子だけもらおうとする子・・・。みんな良い子です。昔、来てた子供が、親になり、子供を連れて来てくれます。長くやってる醍醐味です。本当に有難いことです。
2008年8月17日日曜日
お盆も終わり・・・
今日は、中央区のD寺さんの施餓鬼の手伝い、昨日は、J寺さんの施餓鬼の手伝いと、町会の地蔵さんのお勤めでした。写真は、J寺さんの施餓鬼の様子です。
お盆のお参り(棚経タナギョウ)も、やっと終わりました。8月2日から15日まで頑張りました。東京からKさんが手伝いに来てくださいました。有難かったです。Kさんがいないと、うちの棚経はSTOPしてしまいます。精神的には以前と比べてずいぶん楽になった棚経ですが、体力的には、こたえました。60前だから仕方ないですかね。Kさんが、「棚経のぎょうは、修行の行ですから・・・。」と言ってたのが印象に残ってます。そうですね、夏の行ですね。今年で、45年目の棚経が、すみ、抜け殻状態の私です。
2008年7月29日火曜日
施餓鬼
昨日は、難波寺の盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)でした。
74名の壇信徒の方と、8人の和尚さんが、お見えになりました。11時半から、精進料理のお昼ご飯を食べていただき、1時から、法要でした。施餓鬼の導師も慣れてきて、緊張もせず無事終わりました。問題は、法要後の、私のお話でした。いつも同じような話ではと思い、茂木健一郎さんの本を、9冊読み、ねたを探してました。前日の晩寝る前にチェックし、よし、これでなんとかなると思いました。しかし!話し出すと、思ってもいないような展開になり、事前の用意はすべて無駄でした。「心の理論」や「具有性」など面白いネタがあったのにな・・・。話すことと、アドリブは似てますね。始めるまで、どんな展開になるか分かりません。斉藤孝さんの本にも、参考になるようなことがでてたな。結論は、自分の言葉で話せ!ですね。
法要後の片づけをして、フラフラになり、風呂入って寝ようとしたけど、寝付けず、Youtubeで、「北の国から」を見て涙し、寝室で玉置浩二の曲をiPodで聞きながら歌い、眠りました。
2008年7月17日木曜日
大阪仏教テレホン相談室総会2008
昨日、表記の会合がありました。テレホン相談室も、24年目に入ります。本当に良く続いていると思います。開設当時の相談員で亡くなった方も何人かおいでです。残った相談員も年をとりました。(私を含めて)新しく相談員になられた方も沢山いらっしゃいます。何故か、生野区の住職さんが多いですね。相談の一年間の集計を見ますと、相変わらず仏事相談が多いですが、人生相談がほぼ同数あり、世相を反映してるなと思いました。年間、約1000件の相談があるということは、まだ、存在意義があるということだと思います。後何年相談員を続けられるか分かりませんが、頑張ります!東京・岡山・仙台のテレホン相談室も、頑張っていますから・・・
2008年7月14日月曜日
施餓鬼のお手伝い
昨日、旭区のK寺さんの施餓鬼のお手伝いに行きました。午前10時から午後2時までの法要でした。K寺さんは、男らしく面倒見のいいかたで、遠方からも、お手伝いの和尚さんたちがみえてました。H寺さんは、和尚と長男(大学生)二人で手伝っておられました。長男さんは、花園大学で禅塾という僧堂の予備校みたいな寮に入ってます。最初、和尚方のお茶を出したりしてましたが、法要の後半は、法要に参加しお経を一緒にあげました。立派にやってました。禅塾で鍛えられてるんだなと感心しました。私も、(H寺さんも、)花園大学・禅塾と、全く同じコースを辿っているので、昔の自分を見てるようでした。数年後、彼が僧堂へ行き無事修行を終え、立派に、お父さんの後を継ぐことを祈ります。最近の僧堂は、昔と違うと聞いてますが、私みたいに子供の頃のおやつがハッタイコだった世代と、今の若い世代はベースが違うから、厳しさは変わらないと思います。頑張れ長男君、みんな通って来た道だから。
2008年7月11日金曜日
最近思うこと
今日、檀家のUさんで、最近心の中で蠢くものを言葉にしてみました。
秋葉原での事件で、マスコミは、バーチャルと現実との区別がついていないとの論説が多いですね、でも、バーチャルと現実って、そんなに違うんでしょうか?私たちが現実と思っているものも、結構バーチャルなものが多いですよね。「確かに見たんだからしょうがない!」「そう聞いたんだもん。」。私たちの見るものは、自分で認識したものだけですよね。100見えてたら、その内一つくらいしか認識してない。見たいものだけを・・・。聞くにしても、100の音の1つだけを選り分けて認識してます。これって、バーチャルじゃないでしょうか?現実は100で、自分の認識は1なんです。これって、現実を把握してるっていえるんでしょうか?眼耳鼻舌身意(ゲンニービーゼッシンイ)と般若心経に出てきます。六根(見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る、認識する)とか六識といわれるこの六つのものの内、「身」の触った感触くらいが信用できるような気がするんです。友達に会い、「久しぶり!」と握手をする、ハグをする。口で「懐かしい」とか「会いたかった」とかいうより、握手一発で、心が通じ合いますよね。
もう一つ、最近引っかかってるのは、言葉です。言葉って、その言語を使ってる人は、全員同じ意味を持って解釈、使用してるんでしょうか?言葉は便利で必要だから、否定したりはしませんが、あまり信用しすぎるのも危険だと思います。しゃべればしゃべるほど、自分の言いたいこととかけ離れていく経験をしたことがありませんか?言葉は、発音した途端、自分から離れ、相手の認識の中に、相手の考え方で解釈され、整理されますよね。説明のつかないことが、ほとんどではないですか?修行中、「馬鹿になれ!」「大学で学んだことを忘れろ!」と言われたのは、概念では何も解決しないからということを、教えてくれてたんだと思います。言葉、概念を捨てたところにしか、本当のことは無いんじゃないでしょうか?概念は、きっと、因果律(こういうことが起こった原因は、これだ。)を説明するためにできている気がします。因果なんて、人間が安心するための、方便だと思います。何か悩みがあり、その原因を一つに決めたいが為に利用するのが、言葉・概念でしょう。人は、結果に対する原因を一つに決めると、とても安心できます。でも、全てのものは、関連しあってます。人は、関連して無いと生きていけません。ある実験で、人を無音でなにも見えない空間に閉じ込めると、必ず、幻影・幻聴を経験するそうです。見ること、聞くことによって、色々なものと関連してるから、何とか平静に生きているのが人間でしょう。結果に対する原因は無数にあります。全ての存在は関連して成り立っています。
理論・理屈じゃなく、自分の感じたままを素直に受け入れるほうが、「これはあれのせいだ・・・」などとグチャグチャ思い悩むより、楽に生きれるように思います。初一念といいます。最初に感じたことだけで終わりにし、理屈をこねくり回さない!ニ念、三念と始め出すと、自分を苦しめることになるんではないでしょうか?
うまく、書けてるか自信はないけど、このようなことを思う今日この頃です。
2008年7月10日木曜日
蝉が孵化しました!
2008年7月8日火曜日
同い年の人たち
写真は、寺の塀の前の、植木鉢の花です。よく咲いてくれました。
志村けんのプログをよくチェックしてます。とても素敵な方です。同い年かと思ったら、一つ年上でした。同い年の人って誰がいるのか調べてみました。
村上“ポンタ”秀一 五輪 真弓フィル=コリンズ 中村 雅俊 多岐川 裕美 陳 水扁 竹中 平蔵 岩城 滉一 忌野 清志郎 スティーブン=セガール 三宅 裕司 モト冬樹 太田 房江 スタンリー=クラーク ボビー=コールドウェル 柴田 恭兵ピーター=バラカン いしい ひさいち 小林 薫 大杉 漣 スティング(Sting)桐野 夏生 阿川 泰子 江藤 潤 安永 徹(元ベルリンフィル) 松任谷 正隆 ヒロ寺平(FM802のDJ) ジャコ=パストリアス(故人) 桂 南光 浅田 次郎 笑福亭 鶴瓶
いろんな方がいます。それがなんだって?ヘヘヘ・・・
2008年7月3日木曜日
落語
2008年6月29日日曜日
今年も「北の国から」
2008年6月25日水曜日
全国版 妙心寺派檀信徒用 季刊誌
2008年6月21日土曜日
番長がいた頃
お参りに行った檀家さんの息子さんから、面白い話を聞きました。
「最近の中学では、番長がいなくなり、先生方が生徒をまとめるのに苦労しています。生徒たちは、いくつかのグループに分かれています。」
私が中学生の頃は、他校ともめると、番長同士の一騎打ちをし決着したものでした。s学園での模擬試験のとき、他の中学ともめ、番長が一対一で喧嘩したのを覚えています。中学の時は、そのほかに「バック」という隠語がありました。「バック」とは、自分の用心棒をしてくれる年上の人のことです。自分が勝てると思い喧嘩して勝っても、後で「バック」にボコボコに仕返しされるということがあります。ですから、喧嘩の弱そうなやつでも、「バック」がいるかどうか確かめないといけませんでした。(N君覚えてるか?) でも、殴られるやつは、いけず(意地悪)か、弱いものいじめ、エエカッコシーでしたね。中学の時は下校時によく恐喝にあいました。その頃から、大人は見てみぬ振りしてましたね。卒業式の時はいつもパトカーが来てたな。
普段、私の記憶から消している中学時代を思い出していまいました。
I高校に行けて良かった!
2008年6月12日木曜日
「個性」について
私は、「個性」について、玄侑宗久師の考えに影響されていました。引用します。玄侑師曰く。
「個性というのはキリスト教社会の考え方です。神様からいただいたペルソナ、つまりパーソナリティー(個性)が初めからある。これは元々日本人の発想にはなかったものです。昔の武士は元服すると名前を変えた。作家や画家には雅号もある。役割が変われば名前も変わるというのが日本人の考え方で、自分の中に八百万に住んでいるのです。」
昨日、読んだ、茂木健一郎氏の説は違いました。
「個性の発揮と他人との協調が相容れないとするのは、脳科学の視点から見れば間違いである。ミラーニューロンの発見に象徴されるように、個性は、むしろ他人との関係性においてこそ磨かれる。他人の心という鏡に映った姿を通して、私たちは自分の本性を知るのである。
激化する国際競争の時代、日本人が個性なしでやっていけるはずがない。個性と協調性は矛盾するという科学的に間違った思いこみは捨て、脳の中の鏡で大いに個性を磨こうではないか。」
注目すべきは、「本性」を、どう捉えるかです。禅では、「本性」は「仏性」とされ、それを究明することを究極の目標として、日々修行しています。「本性」を「空」「無」とする禅の考えと、茂木さんの使われた「本性」は違う概念だと思います。
私は、両氏とも好きですが、今は、茂木さんの説に揺れています。これも、「風流」だから良いですよね。玄侑さん。まあ、玄侑さんがこれ読むはずも無いか・・・
2008年6月6日金曜日
さて、何でしょう?
2008年6月1日日曜日
最近読んだ本 4
ルポ 貧困大国アメリカ 堤未果著 定価735円(税込)岩波新書
同じ臨済宗妙心寺派の僧侶で芥川賞作家の、玄侑宗久師のお薦めの本です。
この本読んで、衝撃を受けました。
現在、アメリカで進んでいる、市場経済による低所得者の破綻、民営化による医療崩壊、ワーキングプアによる軍隊入隊者の確保。まさに、日本で進行しつつある現象です。
友人の江部康二医師のプログにこうあります。
もう一度、強調したいです。既に日本の医療は崩壊しています。もう間に合ってないけど、それだけに今すぐに対処しなくてはなりません。優位の一番は、間違いなく医療・年金・福祉です。それに比べれば、高速道路建設など10年間凍結でいいではないですか。道路財源を一般財源化して、医療費に回すのが急務です。http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-433.html
麻酔医のフリー化など、マスコミでも取り上げられています。国立大学の独立法人化による、付囑病院と周辺の医療の荒廃は、海堂尊氏が強く提言されています。
民営化は、全て良いことではないことを、我々は、知るべきでしょう。アメリカの現状を知り、日本が同じ間違いを繰り返さないよう強く望みます。
2008年5月27日火曜日
禅苑講座
5月25日、日曜日、箕面・寒山寺で、表題の、坐禅と法話の会を開催しました。十年位前までは、参加者は100名を超え、定員オーバーのため、お断りした位でした。最近は、40名前後の参加者なので、坐禅と法話の時間を半分にして、参加者を増やそうとしました。私は、反対しましたが、多数決で決まってしまいました。残念。今年は、参加者44名でした。「なんだかな・・・」と思いました。
ここで気づいたことがあります。よく檀家さんに、「比較しない・期待しないが、楽に生きる祕訣ですよ。」なんていってる自分が、比較・期待してますね。反省・反省・・・!
もう一つ、気づいたことがあります。
講師にお招きした、安永老師に、以前プログにも書いた、全身麻酔が覚めるときの、経験を話してみました。何も無い時空間に浮かぶ自分がありましたと・・・。自分では、無心に近い経験か?と思ってました。そうしましたら、老師が、「私も、全身麻酔からさめる時に、ジェットコースターみたいに、カシャーン・カシャーンと自我が形成されました。」と軽く・明るく、おっしゃいました。トホホ。どうってことのない、誰でも経験することなんですね。ショウモナイナ。悟りを開かれた方にするような話では、ありませんでした。猛省です。はい。
2008年5月21日水曜日
花祭り後日談
昨日、檀家のMさんにお参りした時の話です。
色々お話した後で、
M「おっさん、こないだ花祭りのとき、連れて行った方、変でしたでしょ?」
私「はあ、?」
M「あのかた、鬱病で、一日中布団の中から出ない人なんです。」
私「そうですか。」
M「あの方、(地名)の方なんですけど、あの日、無理やり連れて行ったんです。
そうしたら、娘さんから、えらいお礼言われて。娘さんの話では、コンサート
に来てはる方が、みんなええ人で、雰囲気がとても良かったと喜んでたそうで
引きこもりも隨分ましになったって、涙こぼして、お礼言われました。」
私「そうですか!良かったですね。」
ご縁ですね。きっと、症状が良くなるタイミングがコンサートに合ったんでしょうね。
鬱病は辛いですが、自分の中に閉じこまないようにできれば良いですね。
そんなことは分かってるけどできないの!って叱られそうですね。
鬱病の方に、いいご縁が有りますように。
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11月12日心斎橋日航ホテルの会場で大阪府仏教会の大会がありました。 毎年、お亡くなりになった会員の追悼法要を各宗派が行います。 今年は、臨済宗妙心寺派。 大阪の支所長さんが決めた和尚たち5人でお勤めしました。 大過なく終了。 紫衣から普段の衣に着替え、中島さち子さんの講演を拝聴...
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